だらだらと進行が遅く、何回か見忘れて飛ばして観ても状況がぜんぜん変わってないという。
でも最終回間際になって主人公の上野樹里と田中圭の恋の行方を見届けるために集中して見てました。
最終回の「ちょっとよく分からない」ってなんで何回も出てくるの? 意味あるのかな。
仕事優先の上野とシングルファーザーの田中の、結婚を前提としないお付き合い。相手を知れば知るほど結婚したくなるだろうに、その気持ちは続くのか。
良い妻、良い母親になりたい、パパらしい事をしたい。それが普通の結婚だとしたら、優柔不断な田中は自分たちには出来ないからと別れを告げてしまうんですね。イライラするわー。
私なら行動的で正直な颯を選ぶかな。まさか振られた颯がタイトルの伏線回収するとは。
「持続可能な恋は叶わなかった恋だけ」
結婚すれば恋が愛に変わり、その気持ちを長く持続するのは難しい。片想いの人は忘れられず、ずっと好きのまま、という意味かしら。
優柔不断な田中ですが、最終回でやっと、父親らしいこと、妻らしいことではなく、自分たちの価値観を大切にすれば良いと気づくのですね。
辞書編纂者で国語学者の父親役の重松さんのセリフが毎回深い。
結婚とは、の解説がわかりみが深い。本物の辞書編纂の人、これくらい書いて欲しい。
毎週毎週、ヨガウェアの上野樹里のスタイルばかり見てしまう。私のようにおっさん目線で見る人のためのカメラワークがいやらしいわー。
上野は戸田恵梨香の代役らしいけど、この仕事引き受けて良かったのか悪かったのか、ちょっとよく分からない。
悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜
30年前にやってた石田ひかりさんの前作も面白かったので、毎週楽しみにしてました。
漫画原作は未読です。原作と違う!と言う声もあるそうですが、30年前と同じで作れば違和感あるでしょ。
出世100か条も今と昔は違って当たり前。前作は女性差別を中心に取り上げてたような。
簡単に新人女子が出世するのは現実には難しいと思いますけどね。
本気で出世したいと思う女子社員はほとんどいない。結婚や出産のサポートが出来てないままで管理職になりたいと思わない。これが現実。
まぁ今回も前半は女性も出世を!ってテーマで始まったのだけど。
「ガラスの天井」とは、実績があったとしても女性の出世を阻む壁のこと。
しかしそれに対して「ガラスの地下室」って言葉もある。
男性は長時間勤務、危険な仕事を強いられ、使い捨てられる過酷な環境の実態。それを秘めたままでいなければならない。
「はたらきにくさ」を感じるのは男も女も同じ。
ただの恋愛お気楽ドラマじゃないんですね。
なかなか良いドラマだと思うけど、裏で水曜日のダウンタウンがあるからですかね。あんまり視聴率もアレだそうで。
結局最後は、中途半端に終わったような。会社はどう変わったんだろ。週刊誌問題どうなった?
子娘ひとりに大企業のピンチを救うことが出来たの?
まぁドラマとしてはテンポ良く進んで面白かったかな。
男の人の習性として「人と話すのは仕事の話」「弱みは話さない」「恋バナはしない」「目的のない打ち明け話はしない」ってセリフが、妙に納得しました。確かにあいつはそうだわー。
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