表現者は言い訳をしてはいけないそうですよ

前の記事で『小説、“錯覚と…”は自分でも納得いかない部分があるけど、言い訳がましいので何も言いません』とコメントしたけど、気が変わりました。書かせてください。
なぜなら、競作仲間さんから『自分でも納得いかない部分』をそのまんま指摘され、いろいろ考えさせられたからです。
それは、①登場人物のふらふらした人物像 ②主人公の気持ちの流れの速さ
これです。

まず①について。
人物(特に恭一)が漫画に出てくる線だけの人間のように、うすっぺらで肉体も魂もないんです。はっきり人物のイメージを定めないまま、深いところまで考えずに書いてしまったという、初心者によくある失敗をしてしまいました。
来月の締め切りまでじっくり推敲すればよかったのですが、恭一のリアルさの無い性格や、姉のあっさり死んでしまう安易さ、それらに疑問を持ってしまうと、このお話そのものが成立しなくなるし、大幅な変更は私には無理だと思い、納得いかないまま出しちゃえ~何を言われてもいいや~、開き直りの結果がこれです。
だいたい私は人が簡単に死んでしまうお話しって好きじゃないんですよね。投稿サイトでこんな話見かけると(うわぁ~死ねば美しいと思ってるよ。よくあるオチだな~)と思うタチだったのですが、自分で書いちゃったよ!まぁ、よくあるネタだとしてもそれを読者が共感できるように書けばいいんだけどね。

そして②について。
思い込みが激しく昨日と今日で言ってることがコロコロ変わる人って私の周りにもいます。嫌いだと思っていた人を、何かのきっかけで好きになるって実際の恋愛でもあります。
だとしても、これは小説なので主人公が憎んでいたはずの人を好きになるまでが急すぎて、読者がついていけません。(場面の移動があやふやなのは、この際置いといてください。完全な推敲不足です。読みにくくてすいません)
妹がだんだん好きになっていく為には、恭一とのエピソードを増やす必要があります。でも、逆に恭一側として考えた場合、妹と楽しく日常を過ごしてしまうと、最後になぜもっと早く死ななかったの?という印象を持たせてしまいます。
恭一はずっと死ぬべきか悩んでいた、妹はそんな恭一が分からない、でも惹かれてしまう。この二人に考える時間を与えたくなかったんですね。そのため『足りない』小説になってしまいました。その結果自分でもどうしていいか分からず、作中で妹に「わたしはいったいどうしたいの」と言わせてみました。これは私の叫びです。

感想をいただいた競作仲間さんたち、ありがとう。年齢も大人で社会的常識もできて、いくつか恋愛も経験した(であろう)男性お二人の意見は刺激的でした。
おそらく男子はこういうケータイ小説っぽい、恋愛ドラマっぽい小説は嫌いだと思うんですよ。普通なら読まない分野の話を読んでくれて、冷静で熱くもある批評してくれて嬉しかったですよ。たぶん恋に恋するお年頃の女子中学生が読んだら違う反応が返ってきたと思うんだけど。でも心にもないお世辞や、「ちょー良かった」と言われるより、思ったことをスパッと言われたほうがいいかな。なんてね、人に感想言うのは難しいですけどね。ホント。

自分の小説で長く語るなんて見苦しいですね。お恥ずかしい。とにかくですね、自分でもダメだな~と思う作品を発表すると改めて自分の未熟さを痛感すると、身に染みました。
今回の『錯覚と…』は直したいところがわんさかありますが、次のお題にかからないといけないので、このまま放置します。いい反省材料になったわ。
はぁ~。いろいろ言ったらすっきりした。これ読んだ人、却ってすっきりしなかったらごめんね。
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ジャンル : 日記

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No title

ふふふ。
あるよ!!
イッツ、ヘタレ!

No title

たっぷり感想をくれてありがとう。うれしいわ~。読んでもらって思ったことを言ってもらえると、頑張って書いてよかったかなって思えるよ。

タイトルは登場人物三人を表しています。錯覚は妹、微笑みは恭一、泡沫人は姉。
泡沫人とは泡のように儚く消えて行く人。妹にとっては恭一も泡沫人ですね。
いやほんと、「なんで好きになったんだろう」って恋ありますよね。東方神起もそう言ってるしね。100%満足な恋ってないんじゃないですかね。恋に不安は付き物だし。
クローズドノートは見たことないですが、こんなお話しだったのですか?やっぱり私はありがちなストーリーしか書けない人だなぁ。

締め切りもお題もあると、何でもいいから書かなきゃ、になってしまってダメだわ。私には余裕がないかも。すらっと書ける人がうらやましい。
私、結構いろんなタイプのお話しを書いているつもりですよ。と言ってもまだ少ししかないけどね。主人公が男なら男になりきって、純粋な女の子ならおぇ~となりながら私もかわいい女の子になったつもりで。次は子供になろうかな、と構想中。

男性お二人は恭一のことを「真っ白すぎて怖い」「生きることも自殺を止めることも出来ない人」「キスをせがまれても出来ない人」だと言われました。すごい!その通り!
でも実際こんな人がいるかいないかと聞かれれば、いると思うんですよ。行動力があって何考えているか分かりやすい人ばかりじゃないですからね。だとしてもその「笑顔の裏に秘めた思いがある恭一」をうまく描き出せなかった私の表現力不足です。
ところでさー、女ってさー、優しいだけで女々しくていくじなしの男を、なぜだか好きになるってことない?(あれー?誰かうなずいて~)

No title

宣言どおり感想かきにきました~^^

自己考察についての感想を言う前に、
とりあえず、作品の感想を言わせてください!

前回も言ったとおり、タイトルと始まりが好きです。
色々な対比から始まる文。対比させる文って個人的に凄い好きなんですよ。
で、この作品の文章もとても好き。
とくに、恋と錯覚。
これも個人的なことなんですが、好きになった人って、後から考えてみると
「何で好きになったんだろう?」と悩む恋ばかりだったんですよ。
あ、私の前回の小説「彼女が僕の天使」の藤森が言っていたのと全く同じだ(笑)
つまり錯覚だったんだなぁって、凄い納得させられた。

そして今度は姉の残した日記と実際の彼との対比。
日記には何が!?とワクワクしました。
クローズドノートみたい。
主人公が彼を好きになっていく過程で「おい、当初の目的はどうした!?」
と確かに思いましたが、書こうとしていることは凄く伝わりました。
あと、途中から日記を読まなくなるあたりとか、上手いなと思いました。
恋は盲目って本当だな~と。

最後、まさか自殺してしまうとは思いませんでした。
自殺にいたるまでの彼の葛藤とかがあまり書かれていなかったので、ちょっと急だったかな? でもそれを書こうとすると長くなるんだよね~きっと。
ネット上で読む以上、やはり長さは天敵だと思うのです。
なので、もうちょっと書き足した方がいいと、一概には言えないのです。
中途半端ですみません;

そして最後に。
ひなまつりという若干難しい気がするお題を、うまく使っているなと思いました。
いつどこで現れるんだ?と思いながら読んでいたのですが。
最後の最後に、ずっと不透明で見えなかった姉の人物像がはっきりとしたと思います。
お雛様とお内裏様になった二人って、何かちょっと怖いよね(笑)
そういうホラー小説ありそう。

自己考察しはじめると、結構色々でてきて勝手にヘコみますよね~。
でもこうやって書留めることはいいことだと思います。文章にして書くと覚えるし、今後の糧になると思う。
今回私は、十六夜さんてこんな小説も書くんだ~って、いい意味で驚きました。
全部の作品に目を通しているわけじゃないけど、どこかあったかい話が多いと思っていたので。あ、前回のみかんのお題も驚いたけど。

それにしてもどんな感想が出たのか聞きたかった~っ。
私が悪いんだけどさ!

さて、次回はどうしようかねぇ……。
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