セカムズロズ継続中

セカムズにハマってあちこちのドラマ感想サイトを覗いてみた。やはり他のドラマに比べ圧倒的反響の多さで、このドラマの影響力の強さを知った。
ジャニーズドラマにありがちだけど、ドラマの感想と言うより大野ファン対アンチの叩き合いになっているのが見苦しい。
熱狂的ファンは、「大野君かっこよかった」「かわいい」「歌やダンスも上手いけど演技も上手い」「リピが止まらない」と、ベタ誉めのイタいコメントには、大野ファンの私でもさすがに引く。私は大野君も松潤も好きだけど、二人の出ているドラマなら無条件でおもしろいと言うのとは別だ。
対して、とにかく大野つぶしに必死になる連中の、「大野へた、きもい、顔芸うざい」と捨てゼリフのような書き込みはだたの悪口だ。なんの共感もしない。ドラマの感想を書けよと思う。
誰かが「パクチーと同じ」と言っていたが、好きか嫌いかは、遺伝子レベルで分かれるらしい。とにかく嫌いな人は、虫唾が走るくらいだめと言い、好きすぎる人は大野君の良さを分かってもらおうと狂ったように語る。
アンチ派は、そんなにこのドラマが嫌いなら観なけりゃいいのに、ましてやドラマ終わって随分たつのにわざわざコメント書きに来なけりゃいいのにと思う。彼らの心理は謎だらけ。
心理学的にどうなんだコレと思い、ちょっと調べてみた(あまり深くわからんかったけど)
『強く自分の意見を主張したがる人は、他人の意見を受け付けない』らしい。
あるね~それって。話しが進まないもの。
好きと嫌いは心理的に似ている。『鏡の法則』というらしい。
相手が目立つ存在だと腹が立つ。それは羨ましい、自分もそうなりたいの同じ。そこに自分を見ているからだそうだ。
なるほど。さらに、他のホームページでは、『悪口を書いて発散したいだけ』『相手の反応を見て楽しみたいだけ』とあった。う~ん。確かに。アンチ派の方が人数少ないから、逆に叩かれるのはアンチ派の方。あんまり酷いのは削除されるって分かってても書くからね、あの人たち。発散したくてやってるだけか。

納得いく理由の付いた批判的感想ならいいけど、悪意のある感想はイラっとするね。最近は落ち着いたけど、一時期酷かったね。他の人の感想に意見したら荒れの原因になって、巻き込まれるのはまっぴらだから、自分のブログに書こうっと。

よく感想サイトで見るのが、「ギャグが下らない。ふざけすぎ」というもの。
ラブコメなのに、ギャグはいらないとツッコンでどうする!と思うがね。
コロコロベッドは下らないことを大真面目にやる、三谷幸喜がよく使う笑いの技。先週も真田丸でやってたね。
このシーンで零治が何事にも一生懸命、思い立ったらターゲット・フルスピードな性格が現れてると思ったよ。そこを「あんなこと普通やらない」言う奴。やるわけ無いよ!ドラマだからだよ!
また、「零治の成長が見えない」と言う人。
成長はしてるよ、ただスタートが低くすぎるだけ。傲慢、自己中、もてない男が普通の男になっただけ。急に謙虚で協調性のある和田のようなホスト社長になったら、もう別人じゃんか。
さらに「ラブコメなのにラブがない」「この二人にドキドキしない」と言う人。
はたしてコレは普通のラブコメなのか。

ディレクターの目線blog
管理人みっきーさんのブログに最近よくお邪魔させてもらってます。他のドラマには容赦無く毒づくお人ですが、セカムズは「脚本、演出、俳優の三位一体」とそれぞれに絶大なる称賛をしておられます。
そんなみっきーさんは、自身のブログで「美咲は正確な意味でのヒロインではありませんよ。あくまで主人公の恋の相手です」と書かれています。
「極端に美咲の出番は少なくして、恋の指南役(秘書、運転手+和田師匠、三浦)の活躍などは恋の結末を描く為でなく零治の成長を描くため」だと。
徹底して零治目線で描かれ、こじらせ男子のドタバタがメイン。ある意味実験的なラブコメと言っていいかも。実験成功か失敗か。わたしは大成功だと思うけどね。

そして、ド素人が「脚本、演出が悪い」とかいうやつ。いったい何様ですか?
ええ? 書いた本人が目の前にいない前提で言ってるけどさ。(弱気)
9話で美咲が零治をよく知るために鮫島旅館に行き、池の話を聞いた時も、その後の零治から送られた本をめくる時も、美咲の零治に対しての気持ちの移り変わりを、なにも台詞で書かれていない。本に書かれた零治の文字を見て、ぱあっと笑顔になった、それだけで美咲の気持ちに変化があったと視聴者は伝わる。
そして、零治を追いかけて「どうしてひとりで池をつくろうとしたのか」と質問するのだが、お父さんからいきさつは聞いて知っているのに、美咲は零治の口から聞きたくて聞くのだ。自分の夢に対する価値観との一致を確かめたかった。「社長にとって夢とは何ですか」の質問に期待通りの返事が返ってきたから、美咲はこの数日悩んで出た答えに、間違いは無かったと確信したのでしょうね。零治が本当はどんな人か知りたかったその答えに。
最終回で渡した花束も細かい演出があると思った。
前回、勇気が無くて渡せなかった反省として、万が一のため予備の一本の薔薇も用意してある。失敗を繰り返さないために前日から考え、花屋さんに注文したのだろう。だから「よく渡した!いいぞ!鮫島」の声が思わず出たと。
みっきーさんは
「よくできた脚本は、登場人物が勝手に動き出して物語を創り出す」それは「登場人物の設定に魅力があり、劇中の登場人物たちがその人物に興味関心を抱き、反応して動き出すから」そうなると「脚本家の筆は止まらない。勝手に主人公が人生を歩んでしまう」
と書かれている。
まさにその通り。視聴者は小さな演出やひと言の台詞で、いま観ている登場人物の前後の心理や行動まで見えてしまう。余計な台詞説明はヤボなだけ。
プロデューサーを計算違いと言わせた制作陣と俳優のタッグはすごいな。大野さんがすごいのかな。

もはや感動だらけの、このドラマ。
「汚れた食器を俺が洗っても気を悪くしないか」この場面、夫のいるときに何度も見せたけど、なんの反応もなかった。零治ほど気を遣える男ならいいのにね。
さっき、出かける夫に「牛乳買ってきて、日付みて買ってね」と言ったら「はあ~?帰るの遅いのに買うの?」と言われた。
…私の教育不足だったか。


テレビ、映画、デイズニー、音楽など、プロの演出家の視点で感想を書かれているブログです。 

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