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寄生獣 完結編 観てきました

kage

2015/04/27 (Mon)

映画館を出るとき、他の人たちも「いやー良い映画だったわ~」と言っていた。
激しいバトル映画なのに、泣けるし感動が残る。

完結編はほぼ原作通りでした。
違うところは、最後の後藤との戦いの場所と、後藤にダメージを与える原因が違う、かな。
あと細かい違いは、山の中に逃げ込んだとき原作ではおばあさんにかくまってもらうのだけど、それは無かった。
ミギーが無期限の眠りにつくという理由も微妙に違う。あといろいろとあるけど、探すのが面倒。
原作と違うと言えば、新一のお父さんはすでに死去しているし、不良少女の加奈もいない。同じ様に顔に寄生された仲間の宇田もいない。
朝の番組で監督が言っていたのは、主人公を可哀想なほど孤独にさせるためだそうです。
そのため里美が唯一の理解者だという点が強調されて、なるほど、ただ尺の関係で削除したのではないんですね?

原作を読んで話しの筋を知っているのに、まいった、泣いてしまった。
田宮良子が、自分の子供を取り返すために自分の正体がバレても構わず、子供をかばい死んでしまう場面。
良子の言う
「私たちをいじめるな」
はあ?と言いたくなる台詞だけど、いろいろと考えさせられます。
寄生生物が人間を殺し、人間が寄生生物を殺すのは当たり前。
なのに、人間が人間を殺すのは、大昔からやってきていること。なぜ、寄生生物だからという理由だけで殺そうとするのか。
広川も言います。
地球に住んでいるのは人間だけではない。自然を破壊し動物を殺し、人間こそ地球の寄生虫じゃないか。いや寄生獣だ。
それっぽい台詞を言っていたような気がしますが、あってたかな。
ただ、原作では、人間とパラサイトは共存出来ないから殺し合いをしている、人間とは何なのだろう、命とはなんだろう、と考える作品だったと思う。でも、映画は、最初からミギーと新一が良き相棒になっているのが、違和感でもありテーマと反れる気がして残念。

しかしながら、役者さんたちの迫真の演技が、より引き込みます。ヘタなアイドル女優とか使わなくて正解です。   
VFXの完成度もすごくて、作り物ぽくなくて、日本が誇れる最高傑作になるのではないでしょうか。
進撃の巨人はアニメみたいで作り物感が出てるけど、VFXの技術はリアルで恐いくらいだ。

とにかく、原作のテーマが深いので、ひと言で言い表せないけど、世界観そのままで感動的に仕上がっていて素晴らしかったです。
っと、私は絶賛だけど、映画館のお客さんは少なかったな~。好きか嫌いかがはっきり別れる作品かもしれない。

人間は自分以外の大切なものを愛しむ心がある。それが人間。固体では弱いけど団結すれば今以上に強くなる。
人間は、何十何万何十万と集まって、一つの生き物なんだと。
ミギーや田宮良子、パラサイトに教えられるとは。

しばらく感動の余韻に浸っていられる映画でした。



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