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漫画ライアーゲーム最終回 感想

kage

2015/01/23 (Fri)

漫画ライアーゲーム最終回。
まさかの結末に呆然としてしまいました。

何だこのモヤモヤは。ぜんぜん完結していないじゃないか。事務局の正体は分かったけど、その裏にいる『闇の権力者』とはいったい?

決勝戦はシンプルな、相手を攻撃するか防御するかで、相手のLPを多く減らしたほうが勝ちという、これまでの複雑な頭脳戦に比べると、ネタ切れ的なゲームだという印象でした。
そして、いつものように、アキヤマの作戦で決着が付かず勝者がいないと言う結果に。
さらに、事務局がお手上げ状態になり、プレイヤーたちの負債もチャラにしてあげるから、「なかったことにしましょう」という、今まで何だったの?と言いたくなるラストゲーム。

ならば、事務局のいう「ライアーゲームのすべて」とは何なのか、すっごい期待して最終話を待っていたのですが…。

ライアーゲームは、とある国で出版された小説通りにゲームが進行されている。
しかし、その小説は、結末を読んだ人々がその内容に触発され蜂起する事態になるとして、政府が最終巻を発売中止にした。そのため誰も結末をしらない。
さらに、その小説家は謎の権力者によって殺されたらしい。
やがて噂を耳にした映画プロデューサーと映画監督により、小説のライアーゲームを実際にやってドキュメンタリー映画を隠し撮りして制作しようと計画される。そうすれば分からなかった小説家のメッセージが再現できるかもしれないと。
その映画監督こそライアーゲーム事務局のボス、アーチアさん。
そうして、18年前、日本で第一回ライアーゲームが行われた。しかし、プロデューサーが何者かに殺され、映画は中止に。
だがその後、映画監督の元へ50億の現金が届く。闇の権力者の脅迫だと悟った映画監督はそのお金を持って逃亡。
20年後、そのお金を使うために当時のプレイヤーだった日本人を集め、彼らをディラーとして一億で雇って、再びライアーゲームを開催する。そして今度こそドキュメンタリー映画として発表するのだと。
「信頼」は権力者も恐れる力だと、これまでのライアーゲームで分かった。それをインターネットで配信して多くの人に伝えたい。
それが事務局の言い分。事務局の正体を聞かされたナオたちは、映画の配信を了承する。
やがてナオたちのライアーゲームの一部始終を撮った映画がネット配信されるときがきた。
しかし、アップされた直後削除されてしまって見られない状態になっていた。
アキヤマは言う「あの闇の権力者が圧力をかけてきた。闇は俺たちの想像より遥かに深いってことだ」
ナオ「…そ、そんな…」




はぁ?


……。


いかにも続編やります的な終わり方。
そう思わせて、切捨てられるのでしょうか。唐突な最終回で、あっけなかった。
ドラマや映画のほうが、納得できる終わり方だった気がする。

まず、当初の少数決ゲームのとき、秋山の「何のためにやっている」の質問にディラーは「ライアーキングを決めるため」だと言ったので、私はなぜライアーキングを決める必要があるのか、そこが大きな鍵だと思っていたのですが、ぜんぜん関係なかったのですね。
アキヤマの頭脳もヨコヤとの対決も、昔のライアーゲームプレーヤー(事務局の人たち)が自分たちが体験できなかった結末を見たかったから、という理由で使われていただけだったなんて。
しかも、アキヤマの「俺たちの想像より遥かに深い」も何も……。
権力者とアキヤマはぜんぜん関係ないじゃん。
深かろうが、何だろうが、アキヤマ&ナオが知る必要ないじゃんか。
さらにもうひとつ、事務局メンバーにヨコヤのお父さんがいました。
ヨコヤパパもかつてのライアーゲームプレイヤーだった。……だからどうした。

なにはともあれ、ライアーゲームは騙し合いのゲームそのものを楽しむ漫画で、女性読者が気になっていたアキヤマとナオの関係は?…なんて本編に必要なく、ほっこりするような終わり方は、似合わない。
そう考えると、まあ、これでよかったのかな。
結局、「信頼は強い」と言いたかったのなら、同じ事を何度も何度も繰り返さなくても、結論はとっくに出てたと思いますが。
でも、アキヤマやナオが途中でリタイヤしていたら、結果は変わっていたのですよね。
つまり、事務局は「権力者が恐れたのは真の信頼がどれだけ強い力を持つか人々が気づくこと」などと言ってますが、ナオちゃんがいなかったら、小説家が書きたかった本当の結末まで、たどり着けなかったでしょうから。

…となると権力者がもっとも恐れるのはナオ。次に命を狙われるのは、ナオちゃんってこと?
そうか、するとナオちゃんの最後のセリフ「…そ、そんな……」はそれを暗示している?

んなわけないか。

10年間連載お疲れ様です。


(追記 最終巻感想の記事でモヤモヤは少し晴れました)

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