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無意味なことしか考えない脳

kage

2011/04/28 (Thu)

今年は春が来たような気がしません。全国的にそんな感じがしませんか。個人的に頭が春の人もいるだろうけど。
お花見で騒ぐのもいけない雰囲気。自粛しすぎは日本の経済のためによくないのは分かるけど、そこが日本人。気の毒な人がいるのに自分ばかり楽しんでは申し訳ない、と考えてしまう。お祭りを中止したって被災者にとって何も影響ないのにね。
被災者に無関心と言うわけではなく、今ここで楽しいことを我慢したって、被災者は喜ばない。復興のためにできることとイベントを中止することは別問題だ。だからと言ってちっぽけな自分は何もできない。せめて東北産の農産物やお酒を買って支援するくらいか。メッセージを送りましょうという取り組みにも参加した。そんなことしかできない自分が情けない。

また地震の話ですみません。
石原軍団のように派手に炊き出ししたり、避難所で現金入り封筒を配ったり、そんなことができる人に比べて、私は何ができるだろうと考えて、勝手にふさぎ込んでいても何の意味がないのは分かっている。被災地から遠い島根は地震後も何も変わりない日常が送ることができ、ゴールデンウイークの計画なんかを立てることができる当たり前の暮らしが、普通すぎて不思議になる。

津波で車や家が流されたり、ガレキだらけになった町の映像を観て、言葉にならない悲惨な状況に、ただ怖くて泣いていた私。それを観て「日本の経済はめちゃくちゃになるな」といった夫に無性に腹が立った。
あんた、これを見てよくそんなことが言えるな。だいたい経済がどうのこうのってあんたが言えた立場か。
七割の児童が亡くなったり行方不明になった小学校は、先生の避難誘導の判断ミスが原因だと保護者が怒っているだとか、原発被害で農家の人が自殺したとか、そんな話題をしても夫から返ってくるのは「ふうん」だ。
この人は人の心がないのだろうか。と、意味もなくそんな夫に不機嫌になった。
ふと思う。
じゃあ、どうすればいいの。
私が自分のブログで政府や電力会社に反発するコメントを載せたところで、被災者の気持ちになって早く何とかしてくれと騒いだところで、結果は何も変わらない。

感情的になること。それは女特有のことなのかもしれない。
私は典型的な女脳の持ち主だと、実感したに過ぎない。
脳の構造は男と女は違う。女は感情的な生き物。すぐカッとなってキーキー騒ぐ。おしゃべりや噂話しが大好きで、相手に話を聞いてもらうだけで満足する。それがまったく意味のない他愛もないおしゃべりだとしても。他人の噂話や身の上話で自分のことのように盛り上がる。それが女。
それに対し男は逆。理論的で客観的。意味のないおしゃべりなんかしない。他人の話題にはまったく興味もない。結論の出ない話題をいつまでもしない。自分のことを他人に話したがらない。それについて女が文句を言ってきても、何で怒られているのか理解できない。
つまり、私と夫は、どこにでもいる男と女だということ。
地震について無関心な夫を責めるなんて、筋違いもいいとこだ。
地震に無関心な夫→他人に無関心→私にも無関心→いざという時助けてくれない。
勝手に変換して夫に八つ当たりしたって、夫に伝わるはずも無く、話がかみ合わない。
そんなことに、突然気がついた私は、ただの頭の悪い主婦で、自分の手に負えない「余計な事」を気にして生きていてもしょうがないんじゃないか。
ここで言う「余計な事」にはたくさんの意味が含まれていて、ひと言では言い表せないんだけど、たとえば、今私は島根原発20km圏内に住んでいて、もしまた同じような地震が島根で起きたら、この家や家財を捨てて避難しないといけないのか、などと考え出したら不安で生きていけない。
それに比べて夫は原発の危険性に関しては私より詳しいのに、そんなことを言葉にも態度にも出さず、いつもと変わらず生活している。
あぁ、それでいいんだ。

考えてみたら、地震が少ないと言われている山陰地方に住んでいるのに、大きな地震は割りと体験している。
阪神大震災のときも結構大きな揺れだったし、誰もほとんど記憶にないと思うけど10年前には鳥取西部地震というのもありました。
鳥取で震度6強だったから、島根では6弱か5くらいだと思うけど、今となったら震度5程度の地震は大きいうちに入らないような感覚になってしまった。
子供のころにも、記憶がはっきりしないけど、校庭に避難するほどの大きな地震があった気がする。
年末の豪雪や数年前の集中豪雨の水害や、自分の周りでも災害は年がら年中あって、台風や火事だっていつ自分の身に降りかかるかわからないわけで、おまけに原発の恐怖までプラスされてしまった。

だんだん何が言いたい文章かわからなくなってきてしまった。
要するに、阪神大震災のとき若僧だった私が、政府の対応の遅れなどに腹を立てたり、ニュースを集中して見ていたかといえば、そうでもない。自分のことで精一杯の年齢では、他人を自分に置き換えて考えられない。その頃より少し大人になった今では、他人を思いやる余裕ができたのかもしれない。
それはただの思いやりであって、思いやりだけでは人を幸せにできないかもしれない。そうだと分かっていても、水や電気を贅沢に使うたびに、被災者に申し訳ない、などと思ってしまう。
毎日が忙しくて、「余計な事」を考える暇はないのだけれど、見ず知らずの人の不幸なニュースに悲しんだり、災害を恐れて将来に不安を感じたり、ついつい考えてもしょうがないことに悩んでしまうのが、女であり、私である。
おそらく私の脳は考えてもしょうがないことで埋め尽くされていて、それを消してもまた生み出されるのだろう。

地震から一ヶ月以上経って、被災者の人たちも前向きになり始めた今、いつまでもお祭り騒ぎは不謹慎だと言ってもいられない。もちろん被災地への支援は続けながら、私たちは変らぬ日常生活を送ればいい、それだけのこと。
それなのに、西日本でもゴールデンウイークのイベントを中止したりするから、自粛ムードをあおる結果になってしまい、飲食店やホテルが客足減ったのも、単にアイデア不足のように思う。人が集まる所には集まっているのだし。
節電の必要がない西日本はもっと活気があってもいいと思う。だけど、消費税や子ども手当てや高速道路など、地震の影響で状況も変わってきて、ついでにガソリン値上げもあれば、日本全体が節約傾向になってしまうのも、仕方ない。
あれれ、まとめるつもりが、まとまらなくなってきたので、これくらいにしときます。
とにかく、いろいろ考えて疲れたので、連休はしっかり休んでしっかり遊ぶ。
みんなも、楽しいゴールデンウイークを。



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