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魔人探偵脳噛ネウロ らくがき

kage

2010/01/05 (Tue)

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色塗りして仕上げたイラストは失敗したので、下書きのつもりで書いた鉛筆画を載せてみた。
かなりオリジナル。似てないのは十分承知。ネウロはコマごとに顔が違うので、どう書けばそっくりになるのやら。

連載はとっくに終わったのに、何で今さらネウロ?
それは最近全巻通して読み直して、かなりネウロ様に惚れ込んだからです。

魔界からやってきた脳噛ネウロは、謎を解いた(事件を解決した)時に放出されるエネルギーを主食としている魔人。
人々に自分が魔人であることを隠し活動しやすいように、つまり謎が喰えるように、女子高生桂木弥子を探偵役に仕立て、自分は助手に徹している。弥子を隠れ蓑に正体を隠していながら、後半は結構派手な戦闘モードでバレてないのが不思議。いやバレているけど、気付いてない素振りをしてあげているのか。

不死身に近い体力と、超絶的な魔力と、人間を遥かに超えた頭脳を持つが、魔力の大量使用と瘴気の薄い人間界の長期滞在が原因で、加速的に人間レベルに弱体化してしまう。それを治癒能力や電池の役割の髪留めで少しずつ回復させている状態。それでも恐ろしく強い。力はもちろん、頭脳戦では負けるはずも無い。敵への容赦ないお仕置きを楽しんでいる。
性格は超ドSで、弥子をゾウリムシだのウジムシだの言ってはののしり、普通なら首がもげてるほどの虐待を繰り返す。
7巻で弥子に言った「靴を舐めろ」もドキンだったけど、最終決戦で敵に言った「靴を舐めろ、その全身で」……。ドS男好きの私には、ど真ん中ズキュンでした。

1巻あたりでは、素人のような絵と、小学生にも分かりやすく推理するまでも無い唐突な事件解決に、何だこれと思いましたが、巻が進むにつれ、張り巡らされた伏線と考えられた構成、デザイン性のある背景、変形したコマ割りをうまく使った独創的な画力、極端なデフォルメと遠近法。しっかりしたキャラクター作り。
作者さんのデビュー後初連載作品とは思えない、独特な才能に驚かされた。
「ここが伏線です」「この人が重要人物です」と、ご丁寧に前もって書かれているのに、「ええ~!この人がそうだったのか!」と思わされる意表をついた予想外の展開。長い連載で次々と現れた三人の凶悪犯罪者が、実は繋がっていたという、ストーリーのずっと先まで考えられたプロット。人気王道漫画では当たり前かもしれないけど、初連載でここまで完成された作品を描けるなんてすごいと思う。絵も1巻と23巻とを比べれば、確実に明らかに上手くなっているしね。
先が早く読みたくなってしまう魔力にかかったようにハマってしまった。

地上に来た頃は人間を見下していたネウロが、弥子や周りの人間たちと関わるうちに、やがて人間に対する興味と信頼が生まれ、人間の協力なしでは敵を倒せないと気付く。そして、弥子も戦力にならない自分に悩んだり、多くの悲しみや怒りを経験したりしながら、強く成長していく過程がじわじわと描かれている。
シリアス部分の切なさとギャグ部分の単純さが私の好みにぴったり。

ケンカばかりしていた主人公ふたりが、いつの間にか恋愛関係に……というありがち設定ではなく、せいぜい「奴隷」から「相棒」に進化した程度。でもネウロと弥子は固い信頼で結ばれている。そう思って読むと、ネウロの度重なるDVもじゃれあいにしか見えない。ネウロが弥子の頭をつかむお決まりポーズも、スキンシップにも見えるし、トラックの荷台での二人の目の会話も、只事じゃない気配も感じた。弥子のピンチには必ず助けてくれるし…。

最終回で地上に戻ってきたネウロの髪留めのデザインが変わっていたので、魔力もパワーアップして続編へ!…と期待したけど、違うのかしら。
連載前から20巻でひとつの作品として構成されていたそうなので、続編は考えてないのかもしれないけど、ネウロの独特の世界にとっぷりはまったファンがここにいます。松井先生、『ネウロ2』待ってます!

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この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

ネウロいい作品ですよね。
ネウロの良さは、はじめから造り上げられた完璧なストーリーと、ブリーチのようにズルズル引きずらずに最終回を迎えた潔さかな。
ドSだけど悪ではない。
残虐な殺害を平気でする絶対悪の人間VS人間は奴隷だといいながらも人間を救う魔人。
私が一番好きな場面は、五本指の一人(名前忘れた)をめちゃくちゃに痛めつけたあと、弥子に理不尽な虐待をしようとするが、疲れて眠ってしまうネウロ。それを見た弥子がネウロを気遣ったり殺された人を思い涙する。
ネウロのありえない体力もかっこいいけど、彼はどんな犯罪者でも殺さない。
そして、疲れて眠る姿もまたいいなぁ。それにドキンとしない弥子は、やっぱり恋愛感情は無いんじゃないかと。私なりの判断基準。
アニメ版のネウロでは、話もオリジナルだし、二人の声のイメージが違う気がして、別の漫画のようだった。でも、アニメ最終回でネウロが魔界に帰るときに弥子に言った「我が輩は貴様を選んでそばにやってきたのだ」の台詞は良かったな。

サイか~。サイもいいですね。犯罪者なのにどこか憎めなくて。
イラストや漫画もまた描いてみたいな。
ネウロの「イヤか?」の甘えた顔も好きです。


Posted at 12:49:15 2010/01/11 by 朔の月(さくのつき)

この記事へのコメント

kage

今晩和^^

まさかのネウロ!!
ネウロ好きです。1巻からちゃんと買っていましたよ。
そういえばS男もいいところなS男ですよね、ネウロ。
度重なるネウロからのDVを受けているにもかかわらずケガどころか傷ひとつ負わない弥子は、とてもタフというかなんと言うか。あの膨大なる食欲によって、その身体は普通の人間のそれではなくなっているんじゃないかと予想しています。
ネウロが終ってしまったときは、
「あー、終っちゃったよー。淋しいよー」
と嘆きました(笑)ずっと読み続けていたい作品だったなーって思います。ネット書庫にも色々書き込んだなー。
ジャンプで人気のあるNARUTOやワンピやBLEACHと違って、明確な終わりが無いところがよかったのでしょうか。
ネウロの空腹が満たされるまで、という終わりはあったかもしれませんが、運動すればまたお腹空くだろうしw
ネウロの正体が、だんだん周りにバレていく過程が好きでした。弥子との関係が最終的にどうなるのか楽しみにしていたのですが、やっぱり恋愛関係にはならないよね(笑)期待は……してません!

あの独特な絵柄をまねするのって大変そうですが、ぜひぜひまたあのS男を描いて下さいv
できれば今度はXiも描いてください!!

Posted at 01:44:39 2010/01/10 by 藤咲空方

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kage


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