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犬夜叉 完結編 第7話 感想

kage

2009/11/16 (Mon)

奈落は白霊山で一度捨てた人の心を再度取り込んだ。
一方、弥勒の体内の瘴気の毒を浄化する桔梗だが、完全には浄化しきれなかった。このまま風穴を使い続ければ、瘴気の傷が心臓に達して死んでしまう。弥勒はそのことを珊瑚たちには秘密にしてほしいと桔梗に頼む。

そのころ奈落は、蜘蛛の糸を張り巡らせ、桔梗を絡め取ろうとしていた。
桔梗は琥珀のかけらを浄化している。奈落が清浄なかけらに触れると奈落の汚れたかけらも浄化されてしまう。そのため奈落は琥珀のかけらを汚して手に入れるべく、人の負の心を利用して桔梗を殺そうと企んでいた。
奈落の糸に触れてしまった桔梗は、糸に絡め取られる。桔梗の危機を察した犬夜叉は、桔梗を救いに行く。
そして、奈落はかごめにも糸を絡めて、犬夜叉と桔梗の50年前の幻影を見せ、二人の絆の深さを知らしめる。
それが、負の心を手にした奈落の罠。
琥珀のかけらを汚すために桔梗の瘴気の傷を広げ、桔梗を囮に犬夜叉を呼び寄せ、桔梗と一緒にいる犬夜叉をかごめに見せることで嫉妬心を起こさせる、人の心を利用し四魂の玉の汚れを増幅させるのが目的だった。
桔梗を救うには、かごめが梓山の霊廟に納められた、弓の弦を取りに行くしかない。

同じころ、かけらを狙い夢幻の白夜は琥珀を襲う。そこへ現れたのは殺生丸だった。

梓山にたどり着いたかごめだが、精霊が幻覚を見せ、かごめの心を試す。
真実、かごめが桔梗を助けたいと願わなければ、弓は手に入らない。かごめは幻覚の桔梗に惑わされるが、自らの心の強さで払いのけ、奈落に絡め取られた蜘蛛の糸を切ることができた。
かごめを負の心で汚すことに失敗した奈落の次なる目的は、桔梗の命。

  ◇

私は桔梗という人が好きになれませんでした。
心優しい巫女でありながら、本性は死んでもなお犬夜叉を他の女に奪われたくない執念の塊、嫉妬深い怖い女だからです。
けれどもそれは、あの優柔不断な犬夜叉が原因なのかもしれません。
嫉妬心は決して汚れた心ではない。犬夜叉を愛すればこそ。
しかし、それと同じことが、かごめの立場でも言えるのです。つまり、かごめと桔梗は同じ、一人の男を愛するただの女。
始めのころの桔梗は、恨み憎しみの塊でした。犬夜叉を奪ったかごめの命を狙い、犬夜叉までも地獄に連れ去ろうとする。
けれども、後半は、犬夜叉と二人でいても、奈落の話ばかりしているし、犬夜叉も前のように抱きしめたりしないし、「今でもお前を忘れていない」などと未練がましい発言もしなくなりました。それは犬夜叉の桔梗に対する気持ちが、「愛情」よりも「同情」になってしまったからかもしれません。それを桔梗も感じ取っているのでしょう。
梓山の麓で、かごめを探しに行くのは「俺じゃなきゃダメなんだ」と、傷付いた桔梗を置いてかごめの元へ走る犬夜叉からも、それが想像できます。
かごめと桔梗の間を行ったり来たりしている犬夜叉ですが、本心はかごめが一番だけれど、桔梗に気兼ねして、それを言葉にするわけにはいかない、といったところかもしれません。

幻覚の桔梗がかごめに言います。
「お前の心は嫉妬心と憎しみで溢れている。きれいごとを並べて私を哀れんでいるふりをする、そんな偽りの優しさで私が喜ぶと思うのか」と。
それにかごめははっきりと答えます。
「犬夜叉と桔梗の間には、私には入れない過去がある。でも、私にも犬夜叉と過ごしてきた時間がある。私と桔梗は同じ立場。だから、私は桔梗を恐れたり見捨てたりする必要はない」と。
漫画で読んだときも、感動しました。登場人物の心理がうまく描かれている。うらみごとばかりの桔梗と、自分の気持ちを大切にするかごめ。
かごめは自分で桔梗と同等だと言っていますが、かごめの勝ちだよ。
だれもかごめには敵わないよ。それは桔梗も感じてるよ。

声優さんの迫真の演技も、トリハダ物です。
来週は、とうとう桔梗が……。
私、泣くかもしんない。

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