◎ブラッシュアップライフ
6話でついに人生4周目突入です。
1周目は市役所。2周目は薬剤師、3周目はテレビ局のプロデューサーの仕事を選び、それぞれの人生を送っているわけですが、もともと平凡な普通の人生だったのだから、人生やり直してもこれと言って大きな変化もなく。
なぜ主人公の麻美(安藤サクラ)は人生を繰り返しているのかと言うと、死後の案内人に来世はオオアリクイだと言われてしまったから。
普通は虫は虫、魚は魚、人間は人間に生まれ変わるのだけど、麻美は徳を積んで無いので人に生まれ変われないらしいのです。
そのため麻美はもう一度自分として生まれた時からやり直し、徳を積もうとしているのだけれども。
何度死んでも、アリクイ→サバ→ムラサキウニと、生物のランクが下がっている気がする。
そうなると、麻美の考える徳を積むって何?
ゴミを拾ったり幼稚園の先生の不倫を食い止めたり、それが徳を積むってことなのだろうか。
麻美は自分が人間に生まれ変わりたいために、つまり自分のために徳を積もうとしているのがいけないのかな。
中学時代の嫌いだった先生を冤罪から助けるのも、本当はやりたく無いのに徳のために渋々やっている。
「徳を積む」の意味を調べたら、「良い行いを重ねておく」ことらしい。
徳とは人に知られず見返りや礼を求めない、損得勘定のない行いだとか。
そう考えると麻美は全く徳を積んでいない。
だから生まれ変わりの生物が食材としてのウニになってしなったのかなぁ。
4周目の麻美はもっと徳を積むためにガリ勉になって、あんなに仲が良かったなっちやみーぽんと疎遠になってしまった。
それでいいの?寂しい人生じゃないの?
生まれ変わりより今を楽しく生きれば良いんじゃないの?
それに、何度も人生をやり直してるなら未来がわかっているはず。ならば大震災や殺人事件、大事故などが起こる前にその場所へ行き、多くの死傷者が出るのを未然に防いだら良いんじゃないの。
そもそも、そんなに簡単に赤ちゃんからやり直せるなら、そこらへんにやり直しの人がたくさんいるのでは。
一話から話題に出ていた生徒会長の宇野真里ちゃんは、いつ出てくるの。
7話の予告に出てきたあの人かなぁ。
普通の人生の同じことを繰り返すのに、面白すぎるこのドラマ。
このまま、おばあちゃんになるまで仲良し三人組でいてほしい。
○100万回言えばよかった
最初から、ゴースト〜ニューヨークの幻 みたいだなぁと思ってたら、もう完全に同じだなぁ。
最後に直木が成仏して終わりかしら。
直木を殺した犯人は身近な人だろうに、交友関係を辿ればさっさと解決するんじゃないの。
荒川良々さんがいかにも怪しいのに。
それでは安易すぎるかな。これで真犯人が良々さんだったら、がっかりだわぁ。
サスペンスというよりラブストーリー要素強め。
テンポが遅くて、もっと面白いかと思ったのに段々飽きてきたかな。
井上真央ちゃんがヒロインじゃなければ観てなかったかも。
いつまでも可愛いなぁ。
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