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犬夜叉 完結編 第9話 感想

kage

2009/11/30 (Mon)

空を見上げ何かを探している殺生丸。その時、空に大きな化け犬が現れる。それを見た殺生丸は自分も化け犬の姿になり近づく。その化け犬とは、殺生丸の母親だった。

一方、奈落との戦いでかけらを取られた鋼牙は戦線離脱。桔梗が死んで元気がない犬夜叉を鋼牙流に励ます。そして、男らしくかごめを諦め去っていく。
鋼牙はこれにて見納め。かっこよかったぜ。

そのころ殺生丸は、りん、琥珀、邪見を連れて、天空の母親の屋敷に来ていた。殺生丸は未だ三日月の形のままで円にならない技、冥道残月破の冥道を広げる方法を聞くために、母親を探していたのだ。
母が父上から預かったという冥道石を使うと、冥界の巨大な犬が現れ、琥珀、りんを飲み込み、冥界へ連れ去る。後を追う殺生丸。
「冥界に足を踏み入れたら、生きては戻って来られない」
…と、殺生丸が行った後で言うお母様。殺生丸の命がけの試練を楽しんでいるご様子。
天生牙で冥界犬を斬ると、腹の中のりんたちを助け出すことができた。しかし、冥界では、生身の人間など生きてはいられない。
お母様が邪見にひと言。
「あの小娘(りん)は殺生丸の何だ?」
それ、私も知りたいです。そう訊かれても邪見は答えられず。
久しぶりに息子が帰ってきたかと思えば、女の子を連れているのですから、母親として気になるのは当たり前。

冥界の一本道。その奥には冥道残月破を育てる何かがあると信じて殺生丸は前へ進む。
だが実は、奥には何もない。あるのは冥界の真の闇だけ。
その時、りんが息をしていないことに気付く。天生牙でよみがえらせようとするが、あの世の使いが見えず、生き返らせることが出来ない。
「連れてくるべきではなかった」
殺生丸はりんと出会った時までさかのぼって後悔する。
すると、冥界の闇がりんを連れ去る。りんの匂いをたよりに更に奥へと入って行こうとすると、母が冥界から抜け出す道を開いてくれる。今ここを出ればお前は助かるのだと。しかし殺生丸は、琥珀にはその道を行くように言い、自分は母の助け舟を無視して、りんを探しに冥界の闇に飛び込む。琥珀も母の道は通らず、殺生丸についていく。
奥へ行くと、りんを握り締める冥界の主がいた。前にあるのは山のように積み上げられた死人たち。
「そこへは行かせない」と、冥界の主を斬るが、やはりりんは生き返らない。
それを見ていた母が言った衝撃的事実。
「天生牙で命を呼び戻せるのは、一度きりだ」
それは殺生丸も知らなかったようです。すでにりんは天生牙によるよみがえりの第一号なのですから。

「救えんのか…。天生牙、こんなもののためにお前を死なせてしまった。りんの命と引き換えに得るものなど、何もない!」

無口な殺生丸さまの名台詞!歯をギリっとさせて耐えているのは、悲しみか、怒りか。
刀の成長のために冥界に入ったのに、その刀を捨ててまで殺生丸が大切に思う命とは…。
刀を捨てた手でりんを抱きしめ立ち尽くす殺生丸の心に反応し、天生牙から光が放たれると、死人たちが天生牙にすがるように手を差し伸べている。
「救われたいのか…」
殺生丸は捨てた刀を持ち、祈るようにかざすと、死人たちは光に包まれ浄化されていく。
天生牙は『百の命を救うも可能』といわれた刀。この場合は生き返らせるのではなく、成仏させるという意味で使われたようですね。
そして、成長した冥道残月破で殺生丸たちは冥界から抜け出すことが出来た。

天生牙は成長したが、りんを死なせてしまった。浮かない顔の殺生丸に母は言います。
「そなたは知らなければならなかった。愛しき命を救おうとする心と同時に、それを失う悲しみと恐れを。
父上はこうも言っておった。天生牙は癒しの刀。たとえ武器として振るうときも命の重さを知り、慈悲の心を持って敵を葬らなければならぬ。
それが、百の命を救い、敵を冥道に送る天生牙を持つ者の資格だと」
その言葉をお説教される子供のように、おとなしく黙って聞いている殺生丸さまもかわいい。
天生牙は敵を直接冥界へと送り込む恐ろしい刀。慈悲の心が無い者が持つとえらい事になります。慈悲の心を知るために、りんの命を犠牲にして、殺生丸の心と刀を鍛えるための試練だったということですね。
そんな~。あんまりじゃないですか。「慈悲の心を…」と言っておきながら、りんの命を利用するなんて、自分が一番ひどいことしてませんか?お母様!
けれども、表情に出さずにりんの死を悲しむ殺生丸を見て母は、
「二度目はないと思え」
冥道石でりんを生き返らせてくれました。ツンデレなのは分かったけど、ああ、やっぱり、死なせたり生き返らせたり、命を軽々しく扱ってるのは、お母様じゃあ…?
それに、琥珀は人間なのに、冥界で生きていられたのはなぜか、とお母様が問い、四魂のかけらで命を繋いでいるから、と琥珀が答えると、
「ならばお前も天生牙では救われない命だ」と。
またまた新事実! これも殺生丸さまは知らなかったようで。
だったらついでにその冥道石で琥珀の命も救ってくれたらいいのに。そこまでサービス無しですか。
今回は刀の成長というより、殺生丸の成長でしたね。
琥珀じゃないけど、私も殺生丸について行きたい。

おまけ。
犬夜叉ファンのブログ(たぶん中高生かな)を見ていたら、『犬夜叉と殺生丸は兄弟なのに、どうしてお母さんが違うの?お父さんが離婚して犬夜叉のお母さんと再婚したの?お母さんたちの間で相談とかあったのかなあ』と書いてあった。
この子は妾(めかけ)という言葉を知らないんだね。大人になったら分かります。

昼ドラです。

kage

2009/11/27 (Fri)

窪田正孝くん出演のドラマ、『Xmasの奇蹟』
今日の放送観てドッキリ!
あのベビーフェイスの窪田くんの、あのかわいいと評判の窪田くんの、熱いキスシーン&ベッドシーンがありました。
そして、裸になった上半身を見てさらにどっきり!
何あの体!?
顔と体が合ってないじゃん!ボクサーのような引き締まった体!中学生のような顔立ちにあの筋肉って!

かっこいい~!

久しぶりに昼ドラにはまりました。
死んでしまった恋人(岡田浩暉)の魂が、同じ日に事故に遭い生死をさまよっていた20才の青年(窪田正孝)の体の中に宿るというお話。
岡田さんが演じるのは、正体不明として人気のあったピアニスト『ゼノ』。彼の死後、無名のピアニストだった友人が自分がゼノだと言い出し、名声も恋人も奪おうとしている。しかし今は窪田くん演じる青年の姿なので、誰も自分に気付いてもらえず苦しんでいる。しかも、もし正体がばれてしまえば、自分の魂は消えてしまう。という切ないラブストーリーなのですね。
ファンタジーなお話なので、昼ドラ特有のドロドロ感は無く、韓国ドラマが好きな人に受けそうな気もする。
実際年齢21才の窪田くんが、中身は35才の男の演技をしていて、その声の出し方や大人びた雰囲気や、本当に岡田さんがのり移ったんじゃないかと思うほど、細かい部分も岡田さん風に演じているのが伝わってきて、感心して観てしまう。
今までの窪田くんとは違う芝居をしています。彼も大人になったな~。

劇中で使われる曲「青の月」もすごくいい。
サントラCDも出ているそうです。誰が弾いているんだろう。

犬夜叉 完結編 第8話 感想

kage

2009/11/23 (Mon)

梓山で蜘蛛の糸が切れ、空から落ちるかごめを救う犬夜叉。だがその頃、麓に残された桔梗と仲間たちは、奈落の蜘蛛の糸に絡め取られていた。
連れ去られた先にいたのは、奈落。
奈落は瘴気の傷が広がり弱った桔梗を腕に抱え、鋼牙たちに襲い掛かる。
そこへ駆けつけた犬夜叉とかごめ。
かごめは梓山で手に入れた弓で、奈落を射ようとするが、桔梗が「今ではない」と止める。
犬夜叉が竜鱗の鉄砕牙で斬ると、奈落の体内の四魂の玉が剥き出しになった。そこへ鋼牙が飛び込もうとする。鋼牙の足のかけらは翠子の魂の意志で浄化されている。邪気にまみれた奈落がそのかけらに触れると、その場で奈落を四魂の玉ごと浄化し滅することができる。
しかし、その時、かごめは奈落の体内に四魂の玉が無いことに気付く。
奈落は捕らえていた桔梗を放し、桔梗の体内に四魂の玉を隠していたのだ。
そのことを知らない鋼牙は、奈落に近づき、奈落の触手に絡め取られた。今、鋼牙が奈落の体内に入れば足のかけらは汚され奈落に吸収されてしまう。
鋼牙を救出しようと、弥勒は自分の風穴が広がる覚悟で瘴気を吸い、その隙に犬夜叉は鋼牙を助けに行く。しかし、すでに鋼牙の足は奈落に取り込まれ、かけらも黒くなっていた。鋼牙を助け出すのに成功するが、足のかけらは奈落に取られてしまう。

その時、桔梗の体内に四魂の玉が隠されていることに気付いたかごめは、桔梗の四魂の玉に向けて矢を放つ。かごめの矢は四魂の玉に命中し、浄化された四魂の玉ごと奈落に向かって突き進む。
奈落に矢が刺さり、桔梗の霊力が奈落の体を壊し苦しむ奈落。奈落の邪気と桔梗の霊力のせめぎ合いののち、奈落の邪気が押し勝ち、奈落を滅することはできなかった。
高笑いしながら去る奈落。
桔梗は「最後のかけら、琥珀の光を守れ」とかごめに言い残し、桔梗が仕向けた最後の作戦として、奈落の四魂の玉に、一筋の清浄な光を残した。

最後に残すのは琥珀のかけらのみ。あと一つで四魂の玉は完成する。
その琥珀は、殺生丸と同行していた。殺生丸が風の匂いで桔梗の最期を嗅ぎ取り、琥珀に伝えた。
桔梗を救えなかったと自分を責めるかごめ。
桔梗は犬夜叉の腕に抱かれ、光になり安らかに成仏していった。
 
 ◇

桔梗は二度までも憎き奈落に殺されてしまいました。
そう、桔梗は一度死んでいたのですね。亡霊の桔梗が成仏するのを、みんながあそこまで嘆き悲しむこともないでしょう、と思いますが、桔梗の場合は死人だと忘れてしまうほどの貢献ぶりでした。
生きる死人としてよみがえり、死ぬ(成仏する)まで犬夜叉への未練と奈落への復讐だけで、彷徨い続けていた。そんな桔梗が幸せだったとは思えませんが、二度目の死は犬夜叉に抱かれながら、犬夜叉が自分のために泣いてくれるのを見ながら、口づけされながら、死んでいくのですから、思い残すことはないのでしょう。
それにしても、犬夜叉ったらガキんちょのくせに、大人のキスしてたから、ちょっと嫌だった。そっと触れるだけでもいいんじゃないか。後ろでかごめが見てるんだから、犬夜叉も遠慮するべきでしょう。あの状況でヤキモチは妬かないとしても、あとでモメても知らないよ!

殺生丸も風の匂いで桔梗の死に際が分かるとは、すごい嗅覚。だいだい、殺生丸は桔梗とさほど接点ないのに、よく分かったよね。
残す四魂のかけらを狙って、奈落は必ず琥珀を襲う。ならば殺生丸と居たほうが安全だと考えたかどうか知らないけど、ちゃっかり琥珀は殺生丸のお供に。
殺生丸にとっては、琥珀のかけらなんて何の関係もないけど、りんちゃんの頼みとあらば、保護しないわけにはいかないですからね。

今回は深夜アニメにしておくのもったいないほど、画も音楽も声優さんの演技も素晴らしかったです。漫画で読んだときも、いよいよ決着か? 最終回か?と思うほど盛り上がりましたが、アニメで観ると一段と迫力ありました。そして泣かせました。
さらに、来週は殺生丸ファンは泣いて喜ぶ、冥界のあのお話。
台詞の多い殺生丸さまが観られます!

犬夜叉 完結編 第7話 感想

kage

2009/11/16 (Mon)

奈落は白霊山で一度捨てた人の心を再度取り込んだ。
一方、弥勒の体内の瘴気の毒を浄化する桔梗だが、完全には浄化しきれなかった。このまま風穴を使い続ければ、瘴気の傷が心臓に達して死んでしまう。弥勒はそのことを珊瑚たちには秘密にしてほしいと桔梗に頼む。

そのころ奈落は、蜘蛛の糸を張り巡らせ、桔梗を絡め取ろうとしていた。
桔梗は琥珀のかけらを浄化している。奈落が清浄なかけらに触れると奈落の汚れたかけらも浄化されてしまう。そのため奈落は琥珀のかけらを汚して手に入れるべく、人の負の心を利用して桔梗を殺そうと企んでいた。
奈落の糸に触れてしまった桔梗は、糸に絡め取られる。桔梗の危機を察した犬夜叉は、桔梗を救いに行く。
そして、奈落はかごめにも糸を絡めて、犬夜叉と桔梗の50年前の幻影を見せ、二人の絆の深さを知らしめる。
それが、負の心を手にした奈落の罠。
琥珀のかけらを汚すために桔梗の瘴気の傷を広げ、桔梗を囮に犬夜叉を呼び寄せ、桔梗と一緒にいる犬夜叉をかごめに見せることで嫉妬心を起こさせる、人の心を利用し四魂の玉の汚れを増幅させるのが目的だった。
桔梗を救うには、かごめが梓山の霊廟に納められた、弓の弦を取りに行くしかない。

同じころ、かけらを狙い夢幻の白夜は琥珀を襲う。そこへ現れたのは殺生丸だった。

梓山にたどり着いたかごめだが、精霊が幻覚を見せ、かごめの心を試す。
真実、かごめが桔梗を助けたいと願わなければ、弓は手に入らない。かごめは幻覚の桔梗に惑わされるが、自らの心の強さで払いのけ、奈落に絡め取られた蜘蛛の糸を切ることができた。
かごめを負の心で汚すことに失敗した奈落の次なる目的は、桔梗の命。

  ◇

私は桔梗という人が好きになれませんでした。
心優しい巫女でありながら、本性は死んでもなお犬夜叉を他の女に奪われたくない執念の塊、嫉妬深い怖い女だからです。
けれどもそれは、あの優柔不断な犬夜叉が原因なのかもしれません。
嫉妬心は決して汚れた心ではない。犬夜叉を愛すればこそ。
しかし、それと同じことが、かごめの立場でも言えるのです。つまり、かごめと桔梗は同じ、一人の男を愛するただの女。
始めのころの桔梗は、恨み憎しみの塊でした。犬夜叉を奪ったかごめの命を狙い、犬夜叉までも地獄に連れ去ろうとする。
けれども、後半は、犬夜叉と二人でいても、奈落の話ばかりしているし、犬夜叉も前のように抱きしめたりしないし、「今でもお前を忘れていない」などと未練がましい発言もしなくなりました。それは犬夜叉の桔梗に対する気持ちが、「愛情」よりも「同情」になってしまったからかもしれません。それを桔梗も感じ取っているのでしょう。
梓山の麓で、かごめを探しに行くのは「俺じゃなきゃダメなんだ」と、傷付いた桔梗を置いてかごめの元へ走る犬夜叉からも、それが想像できます。
かごめと桔梗の間を行ったり来たりしている犬夜叉ですが、本心はかごめが一番だけれど、桔梗に気兼ねして、それを言葉にするわけにはいかない、といったところかもしれません。

幻覚の桔梗がかごめに言います。
「お前の心は嫉妬心と憎しみで溢れている。きれいごとを並べて私を哀れんでいるふりをする、そんな偽りの優しさで私が喜ぶと思うのか」と。
それにかごめははっきりと答えます。
「犬夜叉と桔梗の間には、私には入れない過去がある。でも、私にも犬夜叉と過ごしてきた時間がある。私と桔梗は同じ立場。だから、私は桔梗を恐れたり見捨てたりする必要はない」と。
漫画で読んだときも、感動しました。登場人物の心理がうまく描かれている。うらみごとばかりの桔梗と、自分の気持ちを大切にするかごめ。
かごめは自分で桔梗と同等だと言っていますが、かごめの勝ちだよ。
だれもかごめには敵わないよ。それは桔梗も感じてるよ。

声優さんの迫真の演技も、トリハダ物です。
来週は、とうとう桔梗が……。
私、泣くかもしんない。

最近どーよ?

kage

2009/11/12 (Thu)

とりあえず元気です。今日のところは。
インフルエンザ感染者が周辺に増えてきたので、明日は無事かわかりません。

パソコンが一度死にかけて以来、まだ調子悪くて、ときどきインターネットが繋がらなくなります。こっちはウイルスじゃなかったけど。
調子がいい今のうちに更新しておきます。

なんだか最近忙しくなって、パソコンに向かう時間も減りました。漫画も読んでない。
今までは、たまに仕事に行けばよかった身分でしたが、この秋から毎日お勤めに出ています。
それと、来年には習い事の先生をしようかと、教室の開講準備もしています。
このインフル騒ぎの真っ最中に、新しいことを始めようとしても、動きにくいです。

どうでもいいけど、お気に入りの俳優さんを、見つけました。
窪田正孝クンです。
「ケータイ捜査官」というドラマに出ていたときは、高校生かと思っていたけど、実は21歳だそうで。
台詞のぽそぽそ感や、自然な演技や、そこら辺にいそうな普通感や、うるうるの目が、とてもかわいらしいのです。
今、フジ系列の昼ドラに出ています。

体調が悪くて病院にいこうと思っても、どこの病院も人がたくさん溢れていて、行く気になりません。
全部病人かと思ったら、インフル予防接種を受ける人たちです。
もう、どうなっているのですか。今年はえらい騒ぎです。
インフル感染するならするで、早いとこやってしまいたい。
ウイルスから逃げていては、どこにも行けない。何もできない。

犬夜叉 完結編 第6話 感想

kage

2009/11/09 (Mon)

奈落と魍魎丸が対峙する現場に居合わせる犬夜叉たち。向かい合うだけで周りに瘴気を撒き散らし、草木や動物たちを溶かしてしまう。あまりの禍々しさにたじろぐ犬夜叉たちだが、鋼牙や桔梗も瘴気の気配を感じ取って一同が集結する。

闘いの末、魍魎丸は奈落を吸収し、奈落と魍魎丸の四魂のかけらがいよいよ一つになった。ますます強くなったと思われた魍魎丸と、犬夜叉&鋼牙の闘いが始まる。
残すかけらは琥珀の背中と、鋼牙の足のかけらだけ。この二つのかけらを盗られてしまえば、四魂のかけらは完成してしまう。そのため、魍魎丸は鋼牙の足のかけらを狙い襲ってくる。犬夜叉と鋼牙は協力して闘うが、またもや翠子の意思が働き、鋼牙の足は動かなくなり、魍魎丸に絡め取られてしまう。
そのころ、桔梗と同行する琥珀のかけらを心配する珊瑚とかごめは、桔梗に琥珀のかけらを使わないでと頼みこむ。かけらで命を繋いでいる琥珀の背中のかけらが盗られれば、たちまち琥珀は死んでしまう。何としてもかけらを失う訳にはいかない。琥珀のかけらを使い四魂の玉を完成させようとする桔梗に対して、琥珀のかけらを守ろうと必死なかごめは自分も闘いに加わる。

その時、死んだと思われた奈落は、魍魎丸の体内を蝕み、赤子(自分の心臓)を取り戻そうとしていた。そして、魍魎丸の体を食い破り、中から奈落(全裸)が現れ出た。
奈落は鋼牙を四魂のかけらごと吸収しようとするが、妖狼族のご先祖の加護を受け、五雷指で奈落の体内から脱出する。
奈落から逃れようとする赤子はむき出しになっている。奈落を滅するのは今しかないと、弥勒は死を覚悟で風穴を開く。大量の瘴気の毒を吸い込み、血反吐を吐きながらも風穴を止めない弥勒。あと少しのところで赤子を吸い込みそうになるが、犬夜叉が止めに入る。あざ笑いながら逃げていく奈落。
仲間を守るため、愛する珊瑚のため、命を捨てることになろうとも風穴を開き続けた弥勒は、瘴気の傷が心臓にまで延びていた。

◇ 

あの奈落が魍魎丸にやられる訳がない。
奈落VS犬夜叉だから絵になる。いろんな妖怪寄せ集めの顔以外は醜い魍魎丸と、生意気な口をきくくせに、抱っこしてもらわないと移動もできない赤ちゃんが最大の敵なんてありえない。
赤子は奈落の心臓、つまり体の一部なのだから、奈落の中に戻るのは当たり前で、その心臓が一人歩きするはずがないでしょう。ていうか、奈落もなんで心臓を外に出したのさ!しかも赤ちゃんの姿で。よくぞ今まで無事だったよな。
自分の心臓に逃げられそうになる奈落も哀れな気がします。奈落が近づくことも触れることも嫌がる我が分身、赤子。まるで親父を嫌う思春期の息子のようです。

犬夜叉も賢くなったよな。バラバラに攻撃するのではなく、先週修行したばかりの竜鱗の能力で、鋼牙の五雷指の力を吸収し融合させて、さらに強くして攻撃するなんてことを、とっさに思い付いています。あんたにしちゃあ、上出来だよ。
今回はギャグなしのハラハラドキドキ展開でした。
弟を死なせたくない珊瑚。その珊瑚と同じ気持ちで、琥珀を守りたいかごめ。弟を想う珊瑚のために命を犠牲にしようとする弥勒。奈落を倒すチャンスより弥勒を止めるのを優先する犬夜叉。そして、そんな人間たちは愚かだとあざ笑う奈落。
なんとも切ない回でした。
手に風穴を持つとはいえ、弥勒さんはか弱き人間。風穴で吸い込んだ物は、どこか異次元にでも行ってしまうのかと思っていたのに、奈落の瘴気だけは体に蓄積されるという都合の悪いしくみになっているようで、気の毒としかいいようがありません。
死ぬ思いで吸い込んだのは不妖壁のみ。不妖壁とは奈落が心臓を隠すために赤子に渡した、持つ物の妖気を消す宝玉。奈落の体内に心臓が戻った今となれば、もはや必要のない物。
また一歩、弥勒さんが死に近づいてしまいました。
あの若さで過酷な運命を背負っているのだから、おしりぐらい好きに触らせてあげてくださいな。

犬夜叉 完結編 第5話 感想

kage

2009/11/04 (Wed)

妖気が逆流して犬夜叉を傷つける鉄砕牙。半分人間の犬夜叉には、妖力を吸えるようになり更に強くなった鉄砕牙の能力を引き受けるだけの力がない。
刀々斎は、竜鱗の鉄砕牙を使いこなすために、妖霊大聖のところへ行って修行しろと言う。

一方、魍魎丸は体が結びついた兄弟の妖怪、金禍銀禍を喰らうことで、鎧甲を強くしようとしていた。そこに現れた殺生丸は、魍魎丸で新しい技「冥道残月破」を試そうとするが、奈落の命令だと言う夢幻の白夜の幻術で、魍魎丸を逃がしてしまう。

そのころ、犬夜叉一行が妖怪仙人妖霊大聖の住処に行くと、そこには何者かに肝が抜かれ、ぺらぺらになった大聖がいた。里の人間たちも妖術で妖怪の姿に変えられていた。
肝を盗んだ犯人の妖怪を探し出さないと、大聖は元に戻らない。
しかし、犬夜叉は関係ない里人を斬らないためにと、大聖に鉄砕牙を鎖で封印され刀が抜けない。その上、周りは妖怪だらけでどれが犯人かわからない。大聖は妖穴を見つけ出してそれを斬れば、本物の妖怪を倒せると言う。
そうして犬夜叉は蛇女の妖穴を斬るが、それはまやかしだった。どこかに本物の妖穴があるはず。その本物とは、ぺらぺらの妖霊大聖だと気付いた犬夜叉は、大聖を斬るとすべての幻術が解けた。
実は、肝を抜かれたのも現れた妖怪たちも、すべては大聖の仕掛けた幻術。つまり、それこそが妖穴を見つけ出す目を養うための、大聖が与えた試練だったのだ。
そして、竜鱗の鉄砕牙は妖力を吸うのではなく、斬る刀。それに気付かせるための修行だったのだと言う。

   ◇

話を早く進めるのはいいですが、鋼牙が「俺といたら巻き添えになるから」と仲間に言うと、「俺たちがいなくちゃお前はだめなんだ」と言われていながら、あっさりと「じゃーな」とバイバイしてる。
原作では、先週助けた妖狼族の兄弟を妖狼族の住処に帰したら後で合流するからな、と言っていたけど、その台詞はカット。それがなかったら、「俺たちが…」と言っときながら別行動かよ!? と思ってしまうじゃん!
それに、魍魎丸が取り込んだ、金禍銀禍とは何者かについても、特に説明は無し。
まぁ、ストーリーにあまり関係ないから省いてもいいんだけど、全体的に説明不足。
私が代わりに説明しときます。

金禍銀禍とは、元々二つの頭を持って生まれた妖怪。どちらかがどちらかの頭を喰らうことで、一つの妖怪として育つ一族。
しかし、金禍銀禍はお互いを倒せないまま、ここまで成長した。
ではなぜ魍魎丸がこいつらを喰らおうとしていたかと言うと、奈落の心臓を守るための鎧甲が犬夜叉や殺生丸の刀で壊されそうになってしまった。さらに強くしなければならない。そこで、兄弟の結び付きの強い金禍銀禍を取り込むことで、自らの鎧甲を体から剥がれない、より強力なものにしようとした訳です。金禍銀禍は魍魎丸に何もしていないのに、あわれな被害者ですな。

地道に強くなろうと頑張っている魍魎丸も来週にはもう最期。奈落にしてみれば、わしのために強い体を作ってくれてすまんの~。どうせわしの心臓だから、いずれはわしの元へ帰るのだからな~。といったところでしょうか。
自由に遊ばせて、太らせてから食う。
奈落は養殖家か? あるいはヘンゼルとグレーテルの魔女か?