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自作小説と漫画・小説感想と、主婦日記のブログです。
私のブログはアクセス数少ない地味なブログです。
最近はフィギュアスケートのことばかり書いてますが、アクセス解析すると、漫画感想からこちらにいらっしゃる人の方が多いです。
特に、ライアーゲーム。犬夜叉。
ライアーゲームは感想やあらすじを書く人が他にいないのか、訪問客が今でも多いです。

それは大変嬉しいのですが、


勝手に私が書いた文章をそのまま持っていかないでください。

ジャンプの漫画の最終回のあらすじ等を書いていらっしゃるライターさん。
ネット記事書いてお金を稼いでるのでしょう?
こんな素人の主婦が書いた記事を盗んで恥ずかしく無いのですか。

ブログホーム画面の右上に「無断転載禁止」と書いてます。
私は自作小説も載せているので、趣味でネット小説を書く人に盗作されないためです。
まさか、アフィブログに盗まれるとは思いませんでした。

拙い文章ですが、時間をかけて書いたものです。
何よりその漫画に対する愛情や敬意を払って、同じマンガファンさんと共感しようという思いで書いてます。

ライアーゲームのファンさんと言うわけでもなさそう。
他人の書いた文章をコピーして楽して稼ごうとしないでください。
本文そのまま引用するなら「〜より引用」と、ここのブログ名、URL等を記載するのがマナー。それをせずに、さも自分が書いたように見せかけるのはマナー違反、と言うよりもアフェリエイトブログで収入を得てるなら、著作権法に引っかかるのでは。

これから対処を考えます。
ちょっとイラっときたので。
無関係な方々。気分を害されたらごめんなさい。








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【2018/12/19 10:12】 | ライアーゲーム
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ドラマ版シーズン1の最終回を久しぶりに観て、改めて発見。
「漫画の最終回と共通しているではないか。結局、作者さんの言いたかったテーマは、そこなんだな」と思いました。

ドラマでは、病気で入院している主催者に会いに行ったアキヤマが「ゲームの目的は何だ」と聞きます。
すると「彼女(ナオ)の純真さがいつまで耐えられるのか見たかった」と言います。
「そんなことの為に」とアキヤマは言いますが
「人を疑うことを知らない無垢な少女を愚かと感じる多くの人は、人を疑い傷つけることに慣れている」
「そして私は思い知らされ救われた。お前(アキヤマ)も救われただろう」と言います。
さらに
「この世の中もライアーゲームと同じ」と言っています。
まさに、最後にアーチアさんが言ったこと同意。
『アメリカだって日本だって権力者は民衆を騙すことばかり考えている。騙されて傷ついて、それでも人々は知恵を出し合い力を合わせて得た信頼はとてつもない力を持つ。』

ライアーゲームのラストについては、賛否両論あります。むしろ酷評が多いですよね。
確かに決勝戦はあっさりしすぎて、これまでの凝った作りではなかったです。しかし、そんなことはどうでもいいんです。
この漫画のテーマはそこではないので。
入札ポーカーでもハリモト以外の全員が、ナオを信じ結束したから、他のプレイヤーは負債の無いまま負け抜けできました。
四国志ゲームでは、ヨコヤが突然良い人になり意外でしたが、ヨコヤがライアーゲームに参加し続ける目的は大金を得るためではなく、アキヤマ、ナオを倒すため。しかしナオのお陰で本当に越えたい相手は父親だったと気付かされました。そのため、アキヤマの本来の目的、事務局を潰す結果に手を貸す形になりました。
人間オークションのときにレロニラさんは言いました。「騙し合いのゲームにもかかわらず、しっかりとたくましく「信頼」が育っている」と。
最終ゲームに近付くたびに、少しずつ信頼の強さが結果に現れるようになってたように思います。

私は漫画「ライアーゲーム」は、人を信じる美しさと、暗闇の中にいた青年が純真無垢な少女に出会い救われる、という青春漫画だと捉えています。
ドラマでも主催者はアキヤマに
「乗り越えたか。憎しみを」と言っています。
暗い過去から抜けさせなかったアキヤマを、ナオは心配し助けたいと思っています。しかし、助けられたのはアキヤマの方。
ゲームがラスト、あやふやに終わってますが、そもそも結末など事務局も分からない。
元になった小説の最後は誰も分からないのだから。
「決着が付かすプレイヤーが団結。勝負を放棄」
これこそが小説家が書いた、正しい結果なのではないかと。

ネット上でいろいろ言われてますが、頭の良い人が書いた漫画は高尚なので、深読みしないと分からない漫画だなぁと、憶測がすぎる気もしますが、ライアーゲームをこよなく愛する私はひいき目で思います。



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【2015/07/09 10:08】 | ライアーゲーム
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ライアーゲーム19巻。なんと合わせて40ページ加筆され、内容が少し変わってる!
最終話に、驚くコマが加えられ、加筆前よりずっと興味深いものに!

前回の最終回感想の記事で、物足りない終わり方で不満を書いてしまいましたが、修正されたお陰で、アキヤマ、ナオ、ヨコヤがぐっと人間臭くなり、納得のいく結末になりました。よかったよかった。

まず、大まかなあらすじから。
18巻はあまり印象が薄く、感想を書くほど頭に残らなくて、スルーしてしまいましたので、飛ばして19巻。
最終戦はまさかの団体戦。4チームに別れ、プロジェクションマッピング映像で攻撃し合いポイントを減らし、ポイントが無くなったら負け。
ヨコヤはナオを自分のチームに入れアキヤマチームを落とす作戦に。アキヤマは成すすべもない…かと思いきや、やはりすでにアキヤマは作戦実行中。
そもそもアキヤマの敵はヨコヤではない。ライアーゲーム事務局の正体を暴き、潰すこと。そのため、ゲームを続行できないように仕向けること。最後に残った2チームが1ポイントずつになれば互いに攻撃できず膠着状態になる。そうなればゲームの続行不可能。
アキヤマの作戦が進む中、そこで動いたのはヨコヤ。コンピューターシステムを壊しデータを消し混乱させる。そのためゲームは終了。勝者はなし。事務局の敗退。

ヨコヤにしては気の利いたことしてくれました。
ヨコヤは幼少の頃から偉大な父親の言われるままに行動し逆らわず支配されていた。お前も支配者になれと言われてきた。
しかし、『支配者になると言いながらあなたは、偉大なお父様の支配から抜け出せていない』
ナオの幻に言われ、ヨコヤは気付かされます。
アキヤマやナオに勝って、そして、どうなる?
ヨコヤは自分が勝利するでもない、大金を得るでもない、父親の教えを忠実に守るでもない、事務局を潰すこの結果に満足しています。

こうして事務局の責任者アーチアから聞かされる事務局の正体。
(ここは最終回感想の記事で書きました)

加筆ページでも書かれていた(記憶曖昧)アキヤマの恩師、丘辺教授。この巻で急に話題に出てきましたが。
以前、アキヤマがナオに言った言葉、「人を信じることは人を疑うこと」疑うことで相手を知り、その人に何かを託すことが出来る、それこそ信じる行為だと。アキヤマの言ったこの言葉でナオは強くなれました。その言葉とは丘辺教授の受け売りだったのですね。
さあ、そのアキヤマも尊敬する心理学の権威、丘辺教授。
なんと、その人は、ディーラー、レロニラさんだったとは!
これまでも、影のコンピュータールームで、アキヤマの心理を解説する役割をしていましたが。
アキヤマがゲームに引き入れられたのは、この人のせいだったのですね。犯罪者になった教え子の今後を心配してのこと。変わって欲しいと。
アーチアが言う「私やレロニラは一億の報酬を辞退した」ヤンジャン掲載時には、なんでここでレロニラさんが出てくる?と疑問に思いつつ気付かなかったのですが、ふむふむなるほど、そうか。
読み返してみたら、伏線あった。
15巻入札ポーカー編で、ナオがアキヤマのせいで窮地に陥り二人の仲に亀裂が入ったのでは?と思わせて実はこれもアキヤマの計算だったという場面。
ここでレロニラが「アキヤマはカンザキにこう言った。人を信じるためにはまず疑うこと、その二人の絆はそう簡単には切れない。ふふふ」と言います。ここ伏線だったとは。まったく気付かなかった。なんでレロニラが自信たっぷりでそう言うのか。他にもアキヤマの事を知っている風な発言がちらほら。

そしてさらにさらに、びっくり新事実。物語後半に出てきた事務局最高責任者、アーチアさん。
このライアーゲームをドキュメンタリー映画にして世に発表しようとした映画監督。だが、何者かに妨害され脅迫され中止せざるを得なくなり、今まで姿を隠していた。そして18年後、年老いて先が長くないと感じる今、やり残した映画化で、信頼こそもっとも強い力だと世にメッセージを伝えたい。
……その映画監督とは、ナオのお父さんだったのです!
たしか、末期がんで入院中だったよね。時々登場していましたが、まさかの事実!
なぜ、これを本編で書かず、コミックスで明らかにするんだろう。確かに18年前の写真に赤ちゃんが写ってるわ。その赤ちゃんがナオってこと?

実の娘を危険なゲームに参加させるとは、どうして?
自分が癌で死ねば、ナオがひとりになる。騙されやすくて馬鹿正直なナオが心配。汚い世の中で強く生きる力を身につけて欲しいという、親心だったのでしょうか。
確かにナオは強くなりました。ただ騙されにくくなったのではなく、ヨコヤやアキヤマを変えるほどに。

アキヤマとナオがライアーゲームに参加した裏の理由が分かりました。

アキヤマもまた、変化がありました。決勝戦でヨコヤと会話をするとき、とても穏やかだと感じました。敵に対して愛情があるというか。人を信じられなくなっていたアキヤマが人に委ねるなんて言えるほどに。本人もナオの影響だと言っていますが、ナオのお人よしがうつったのかもしれません。
加筆された、嬉しいシーンの一番はこれ。
ライアーゲームがついに終わったと言って泣いているナオに、アキヤマが優しい言葉をかけて、抱きしめています。
今まではナオが抱きついてきても手を握ってきても、引き気味だったのですが、自分から近付き腰に手を回してますね。
ナオの気持ちには全く鈍感な男かと思ってましたが、二人の関係性に変化アリ、かな。

ヤンジャン本誌最終回を読んだときは、物足りなさを感じてしまいましたが、ごめんなさい。納得いく最終回でよかったです。
最後の、「闇は俺たちの想像より遥かに深いってことだ」「そんな…」
は、作者さんが「何年後かに続編を書くかも?」とツイッターで言われてたので、あえて思わせぶりな完結にしたってことですかね。
とりあえずはハッピーエンドで、すっきりしました。改めて完結お疲れ様です。




(追記)

ここの記事の文章の後半3分の2ほど、まるまるコピペして無断転載されてしまいました。
『少年ジャンプ愛好家』という、漫画のあらすじなどを描いている アフェイリエイトブログの、けもじゃという奴です。
他人の著作物をパクった先は、広告で収入を得ているサイトだったなんて悪質きわまりない!
何度も削除依頼をしていますが、無視されています。
相手のドメインは調べましたし、通報しようと思えばすぐ出来ます。
少しでも良心があれば私からの連絡をうけ削除していただけると思うのですが・・・。
ここはライアーゲームファンの皆さんがたくさんいらっしゃいますので、このような事態になり困惑しています。
どうすれば良いのか
どなたかお知恵をお貸しください。




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感想(2件)






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【2015/04/19 20:33】 | ライアーゲーム
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Re: ライアーゲーム談義
朔の月(さくのつき)
なななんと、実体験でドラマのようなことが!苦労されたのですね。大変でしたね。
でも「会社に見切りをつけて」と言われるように、話を聞いていてもその会社、辞めて正解だと思いますよ。会社と言うのは仲間で助け合いかばい合い、人のために生産するところです。その会社では何も生まれないです。早く気付かれて辞めてよかったですね。そして強くなれたと言えるのは素晴らしいです。
映画「再生」のタベミカコちゃんのように、人は簡単に騙され裏切り、落としたり落とされたり、弱い人間なのですねえ。そんな人間を許して救済する秋山のようになりたいものです。

私も、ライアーゲームはパート1の深夜ドラマで知って、漫画を読み出してハマッたクチです。松田君も好きなので、かなり入れ込んでいます。
でも、私はアホなので頭脳戦は理解できず、特にポーカーのルールも知らないので、「何か分からんけどアキヤマすごい」ってレベルの感想しかありません。「丁寧に感想を」も何も。ゲームの解説は出来てないです(汗)。アキヤマ&ナオの関係についてばっかり書いてるかも……。
ライアーゲームは頭脳戦ばかりで人物の成長や変化が描かれていないようにも感じますが、さかのぼって見るとナオだけでなくアキヤマの成長が少しずつ描かれているように思えました。
作者さんは、ラストのレロニラとラブレーの会話「彼は変わったかね」「間違いなく」だけで表現して締めてますが、母親の自殺が原因で人を信じられなくなっていたアキヤマがナオと出会い影響され、元の優しい青年に戻る過程が全編を通してゆったりを描かれていて、そこは上手くまとまっていたと思います。
はじめはナオに対してもトゲトゲした言い方だったのが、最終巻ではヨコヤにも穏やかに話せるように、本来の優しさが表に出てきました。
私は、アキヤマが1巻ではナオを「あんた」と呼んでいたのが、そのうち「きみ」になり、すぐに「お前」になったところが好きです。そして、ナオが泣くと「泣くな!」と怒っていたのに、最後は、「泣いていい」と言って抱きしめてあげるのが、最高に好きです。

続編…。本当にあるのでしょうか。「闇」の目的がさっぱりわかりませんが。日本ではない別の国でしょ?動画を消す程度のことただの嫌がらせに過ぎないと思いますが、アキヤマたちは何を恐れているのでしょう。
続編を期待して待ちましょうか。
ではでは、コメントありがとうございました。

ライアーゲーム談義
ぎましゅ
初めまして。感想拝見しました。
ライアーゲーム愛が伝わってきます。見ててこちらまで嬉しくなりました。

私がライアーゲームを知ったのは一昨年ぐらいの深夜枠でライアーゲームfinal stageを観たときでした(今でもちょくちょく深夜枠で流してますよね)。話も後半に差しかかった頃に何となしに見始めたものの、あの頭脳戦の攻防に思わずうなりました。「人を騙す人間より、信じぬいた人間が勝つ」と、いくらでも口では綺麗事を言えますが、それをゲームと組み合わせて、ゲームのルール上でもしっかり信じぬいた者を勝たせるという作り込みの深さ、ロジックの緻密さに、思わず「すげえ」と言ってしまいました。安いジャンプの漫画みたいに、ただ金科玉条を掲げて終わり、という作品とは一線を画してましたね。そこからかの動画サイトでドラマをすべて漁り、飽き足らずに漫画も全巻大人買い(19巻が出る前です)。毎回毎回、あそこまで作り込まれたゲームを考え出す甲斐谷先生の頭脳って何者?って感じでした(どこかのサイトに、甲斐谷先生が心理学に加えて電子工学にも精通していたと書いていましたが、納得でした)。

そして、奇しくもこの『ライアーゲーム』が、自分の人生の座右の書になるようなことも実体験しました。会社の派閥争いが起こり、トップの反目する役員同士が、社員を自分の派閥に組み込もうとあの手この手で裏で手を回していました。スパイも多数いて、こっち側の人間と思わせておいて、実はあちら側だった、気づいたときには内部情報をすべて持っていかれた後だった、というようなことが立て続けに起こり、自分も人間不信で相当神経をすり減らしました。それまで会社に対して信頼を置いていた分、精神的にかなりのダメージでしたし、仲の良い同期入社の子たちも次々と役員の手に絡み取られ、互いに信頼できない間柄になっていってしまったことが、非常に辛かった。そのとき、ふと秋山の「人を信じるのは相手を知ろうとすることの放棄。人は疑え」という言葉が心に浮かびました。あれだけ人を疑うことを知らなかったナオちゃんも、秋山の言葉を受けて、本当に守りたいものを守るために人を疑い、騙し、勝つことを学んで強くなっていき、最後は全員を救ったんだよなあ・・・と思うと、「これしきのことで自分もへこたれてたらだめだ!」と一念発起しました。それから、密輸ゲームでヨコヤグループが内部告発のためにボイスレコーダーを忍ばせていたことや、イス取りゲームで「どちらに寝返るか分からないガヤが実は一番力を持っている」ということを思い出しながら、だんだんと人を騙したり(貶めるということではないですよ)、集団に渦巻く力学を読む力がついていきました。それまで役員の力にただただ恐怖するだけだったのが、時には中間層にいる同期数名と結託して、こちらの出方をカードにして役員に揺さぶりをかけるぐらいのこともできるようになりました(役員も相当焦ってましたね)。結局、最後は会社に見切りをつけて退職したので今はプーですが、あのときライアーゲームにメンタル面でかなり支えられましたし、おかげで強くなれたと思います。今となっては『座右の書』ですね。

朔の月さんのブログは1巻ずつ丁寧に感想を書いておられるので、見ていてすごく分かりやすいです。私も続編は強く希望しています。甲斐谷さんのツイッターを見ても、ひとりひとりのコメントに必ず返信される丁寧な方のようですし、次回作に非常に期待しています。

異常なまでの長文をごめんなさい。退職をしたのもつい先週のことで、思い余って書きなぐってしまいました。

Re: タイトルなし
朔の月(さくのつき)
あれれ、そうでした。アキヤマは代理参加でした。
ナオがアキヤマに会いに行くように仕向けたのは、ライアーゲーム事務局に雇われた谷村。
フクナガに騙された女性の代理参加としてアキヤマは「たまたま」参加した。
アキヤマに招待状を送りつけても素直に参加するとは思えないので、騙された女性を助けるために代理参加するだろうと狙った事務局の誘いに、まんまと乗せられたってことじゃないですか。
少数決ゲームのディーラーはレロニラです。アキヤマがナオを助けにお屋敷に駆けつけたときにあの場にいたってことです。
さらにリストラゲームのときにもレロニラはいます。ナオの負けをアキヤマに知らせてあげたのもレロニラだったのかもしれません。はじめの頃はナオとアキヤマの様子を一番近いところで見てました。
思惑通りアキヤマは誘い込まれた。
そんなにうまくいくか!って気もしますが、それを言ったらゲームそのものも上手く事が運びすぎてる感はあるので、そのあたり、漫画の世界だなあ~っと。

最終回を迎えてから矛盾点が出てきたり、後付け設定が見苦しかったりする漫画って多いですよね。
最終回を想定せずに連載を開始して書きながら結末を考える漫画家さんもいるので、まぁあれで良かったのではないかと。
だって先に映画やドラマで最終回をしてしまってるので、原作はそれと違う内容にしなければならない、という変なプレッシャーもあったのではないかなと、私は思います。




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レロニラの正体がアキヤマの恩師の岡辺教授っていう後付け設定はまだ許せるけど、レロニラがアキヤマを参加させたっていうのは納得がいかないですよね。だって、アキヤマは他の参加者の代理として飛び入り参加したんだから、意図して参加させれる訳が無いないですよね。

駆け足で打ち切り気味に終わったのは何かしらの事情があるにせよ、いい感じに終わらせようとして後付けしまくった結果矛盾を生み出しているのはあまりにも残念です。

Re: タイトルなし
朔の月(さくのつき)
再びのご来店ありがとうございます。

>もしまた実写化するなら、一度リセットして別の俳優さんで新たなアキヤマ・カンザキを見せて欲しいですねーw

おお。考えてもいなかった、その設定。松田くんありきのライアーゲームかと。
しかし、トダエリカちゃんがいなくなり、他の役者さんでカンザキナオを当てるなら、アキヤマも変えないとね。
確かに、可愛げのあるツン具合ではないわ~、リボーンの松田くんは。大人になったという理由だとしてもねえ。
以前、ここのネウロの感想ページでも書いたけど、ネウロが実写化されたら松田君にやって欲しいなと。暗殺教室が実写されたならネウロの実写化あってもいいじゃん!と今さら願っている私です。

なんだか最近いろいろ忙しくてゆっくりパソコンで遊ぶ時間がなくて……。時間が出来たらネウロのゲームをじっくり観させてください。



ラダ(毒素)
レスありがとうございます!(゚∀゚)
小説ですか! どこかで公開予定であれば是非読ませていただきたいです!

クマw 確かにそうですねw 
もっと画力のある人なら逆にかっこ良くなるんですけどねw
私は序盤は画力低すぎてダメですねー。というか、どちらかと言うとドラマ派なので。


>勝手に読者を無視して作戦実行済みでしたって感じで、存在感も薄かったような。

う~ん、あれは敵側の戦略を見せて、緊迫感を演出するためですからねぇ(;´∀`)
私はあまり気になりませんでしたね。
むしろ、「これ完全に詰んでね? この絶望的な状況をどうやって打破するんだ?!」
とハラハラさせられっぱなしでした(四国志ゲーム除く)
まーこれは私がもともと作家志望者だからかもしれませんがw

もしまた実写化するなら、一度リセットして別の俳優さんで新たなアキヤマ・カンザキを見せて欲しいですねーw
正直言って、松田アキヤマはもういいかな~って気分です。
ファイナルステージまでは可愛げのあるツン具合だったんですけど、
Season2、リボーンと、時間が経つに連れてどんどん無駄に態度が悪いだけの男になってしまったので……
(ご存知かもですが、撮影順はファイナルステージの方がSeason2より先だったりします)
リボーンなんて、シノミヤの弱さやハリモトの策略のせいもありましたが、
何の意味もなく作戦の説明すらしないアキヤマの態度の悪さが一番の原因でしたからね……
お話の都合上ってのはわかりますけど、もっとスマートに出来ただろ!と思うとw
それ以外はハリモトが原作以上に強かったりと、オリジナル要素も素晴らしい映画だったんですけど。

ひとまずは、原作のSeason2が始まるのを心待ちにしましょうw
再び主役になるかはわかりませんが、もしアキヤマ・カンザキのカップルが登場した時は、
ちゃんとくっついてるといいなと妄想しています(*´艸`*)

Re: 感想お疲れ様です!
朔の月(さくのつき)
コメントありがとうございます。
実はしばらく前に、ラダ(毒素)さまのブログにお邪魔させていただいたことがあるのですよ。
私の好きなライアーゲームとネウロのコラボ。
素晴らしい!
また、たびたび拝見させていただきます。

ラダさまも書かれている通り、ヨコヤは最強の敵でありながら今までキャラの掘り下げをしていないのはストーリーに深みが無かったのだけど、今回の修正後は、ただの嫌なやつではないような気がして、もがき苦しみ自分で脱出する姿が印象的になっていました。
アキヤマ&ナオのラブシーンは、もっとセリフや表情で胸キュンさせて欲しかったです。ライアーゲームはドラマの影響で女性読者も多いのだから、そこは作者がおじさんとはいえ残念です。
私は小説を趣味で書いていたので、アキヤマナオで、二次小説を書きかけていたのですが完成できず放置です。
時間があれば、書き上げたいです。今、最終回を迎えて頭がライアーゲームブームが来てるので。
私は、原作の、最初の頃のアキヤマが好きですねえ。見ず知らずのナオの頼みを聞いてやって危険なゲームに飛び込んで、ナオ以上のお人よしの親切なヒーローです。17ポーカーのときは、まさに天才でした。顔つきも、後半より可愛く描かれてました。
後半は目の下のクマが目立ちすぎ。さらにナオとの絡みが少なく、勝手に読者を無視して作戦実行済みでしたって感じで、存在感も薄かったような。
ネタ切れなのかゲームそのものが興奮する内容ではなかったせいかもしれません。
次の映画化は、入札ポーカーならば、いまひとつ盛り上がらないように感じます。
…などと、書いていたらキリがいないのでこの辺で。
コメントありがとうございました。





感想お疲れ様です!
ラダ(毒素)
感想拝見させていただきました。
ヨコヤの掘り下げが良かったですよねw
ヤンジャン版と両方見て得した気分になる素晴らしい加筆修正でした。

実は私もライアーゲーム好きが高じて、同じく感想記事書いたり二次創作動画作ったりしていますw
もしお暇でしたらどうぞよろしく^^

ネウロライアーゲーム(ネウロが主催したライアーゲームを色んな漫画のキャラたちが戦うシリーズ)
http://www.nicovideo.jp/mylist/43890677
https://www.youtube.com/channel/UC8IC5tURiCyymP_gDW8APbA/videos

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漫画ライアーゲーム最終回。
まさかの結末に呆然としてしまいました。

何だこのモヤモヤは。ぜんぜん完結していないじゃないか。事務局の正体は分かったけど、その裏にいる『闇の権力者』とはいったい?

決勝戦はシンプルな、相手を攻撃するか防御するかで、相手のLPを多く減らしたほうが勝ちという、これまでの複雑な頭脳戦に比べると、ネタ切れ的なゲームだという印象でした。
そして、いつものように、アキヤマの作戦で決着が付かず勝者がいないと言う結果に。
さらに、事務局がお手上げ状態になり、プレイヤーたちの負債もチャラにしてあげるから、「なかったことにしましょう」という、今まで何だったの?と言いたくなるラストゲーム。

ならば、事務局のいう「ライアーゲームのすべて」とは何なのか、すっごい期待して最終話を待っていたのですが…。

ライアーゲームは、とある国で出版された小説通りにゲームが進行されている。
しかし、その小説は、結末を読んだ人々がその内容に触発され蜂起する事態になるとして、政府が最終巻を発売中止にした。そのため誰も結末をしらない。
さらに、その小説家は謎の権力者によって殺されたらしい。
やがて噂を耳にした映画プロデューサーと映画監督により、小説のライアーゲームを実際にやってドキュメンタリー映画を隠し撮りして制作しようと計画される。そうすれば分からなかった小説家のメッセージが再現できるかもしれないと。
その映画監督こそライアーゲーム事務局のボス、アーチアさん。
そうして、18年前、日本で第一回ライアーゲームが行われた。しかし、プロデューサーが何者かに殺され、映画は中止に。
だがその後、映画監督の元へ50億の現金が届く。闇の権力者の脅迫だと悟った映画監督はそのお金を持って逃亡。
20年後、そのお金を使うために当時のプレイヤーだった日本人を集め、彼らをディラーとして一億で雇って、再びライアーゲームを開催する。そして今度こそドキュメンタリー映画として発表するのだと。
「信頼」は権力者も恐れる力だと、これまでのライアーゲームで分かった。それをインターネットで配信して多くの人に伝えたい。
それが事務局の言い分。事務局の正体を聞かされたナオたちは、映画の配信を了承する。
やがてナオたちのライアーゲームの一部始終を撮った映画がネット配信されるときがきた。
しかし、アップされた直後削除されてしまって見られない状態になっていた。
アキヤマは言う「あの闇の権力者が圧力をかけてきた。闇は俺たちの想像より遥かに深いってことだ」
ナオ「…そ、そんな…」




はぁ?


……。


いかにも続編やります的な終わり方。
そう思わせて、切捨てられるのでしょうか。唐突な最終回で、あっけなかった。
ドラマや映画のほうが、納得できる終わり方だった気がする。

まず、当初の少数決ゲームのとき、秋山の「何のためにやっている」の質問にディラーは「ライアーキングを決めるため」だと言ったので、私はなぜライアーキングを決める必要があるのか、そこが大きな鍵だと思っていたのですが、ぜんぜん関係なかったのですね。
アキヤマの頭脳もヨコヤとの対決も、昔のライアーゲームプレーヤー(事務局の人たち)が自分たちが体験できなかった結末を見たかったから、という理由で使われていただけだったなんて。
しかも、アキヤマの「俺たちの想像より遥かに深い」も何も……。
権力者とアキヤマはぜんぜん関係ないじゃん。
深かろうが、何だろうが、アキヤマ&ナオが知る必要ないじゃんか。
さらにもうひとつ、事務局メンバーにヨコヤのお父さんがいました。
ヨコヤパパもかつてのライアーゲームプレイヤーだった。……だからどうした。

なにはともあれ、ライアーゲームは騙し合いのゲームそのものを楽しむ漫画で、女性読者が気になっていたアキヤマとナオの関係は?…なんて本編に必要なく、ほっこりするような終わり方は、似合わない。
そう考えると、まあ、これでよかったのかな。
結局、「信頼は強い」と言いたかったのなら、同じ事を何度も何度も繰り返さなくても、結論はとっくに出てたと思いますが。
でも、アキヤマやナオが途中でリタイヤしていたら、結果は変わっていたのですよね。
つまり、事務局は「権力者が恐れたのは真の信頼がどれだけ強い力を持つか人々が気づくこと」などと言ってますが、ナオちゃんがいなかったら、小説家が書きたかった本当の結末まで、たどり着けなかったでしょうから。

…となると権力者がもっとも恐れるのはナオ。次に命を狙われるのは、ナオちゃんってこと?
そうか、するとナオちゃんの最後のセリフ「…そ、そんな……」はそれを暗示している?

んなわけないか。

10年間連載お疲れ様です。


(追記 最終巻感想の記事でモヤモヤは少し晴れました)


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【2015/01/23 23:13】 | ライアーゲーム
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感想も何も…。あんまり進行せず、インパクト薄し。

まずは、カンザキナオがアキヤマのお陰でゲームを抜けられたのに、代理参加としてゲームに復帰。
ナオは「もし今回負けても敗者復活戦があるから大丈夫」などと、ゲームに負け慣れた者の発言。
でもしかし、今回はなんと決勝戦なのでした。もう後はない。
その事実は全くプレイヤーにも知らされておらず、急激に負けが怖ろしくなる他の参加者たち。
対して相変わらず余裕のアキヤマとヨコヤ。
ナオはと言うと、決勝戦と聞いても乱れることなく、昔に比べると落ち着いて自分で考え行動して、成長してますね。

本戦の前にチーム分けのゲームを行う、じれったい流れになっております。
それにしても、決勝戦なのに団体戦って。勝者はひとりじゃないのか?それとも今後の展開によって何かが起こるのか。
ドラマと違って漫画では、そもそもライアーゲーム主催者が何者なのか書かれていないから、目的は未だ分かりません。
ヨコヤには分かっているのか……? そこは明かされず。
ヨコヤが『ライアーゲームは、とある小説を真似て行われている』と突き止めました。
その小説では勝者はその国の重臣、敗者は処刑。
本当に小説の通りだとしたら「国の重臣」とは何を意味するのか。まだ謎ですね。

そして、いよいよチーム分けではヨコヤの思惑通り、初めてナオとアキヤマは敵同士となります。
そこは私が以前の記事で予想したとおり。(そうこなくっちゃ)
人間オークションで、ヨコヤとアキヤマがナオを取り合いしてのデットヒートは見ごたえありました。
ヨコヤがナオを欲しがるのは、二人を敵対させるため。あえてナオを味方につけて二人が苦しむ姿を見たいから。なんたるイケズ。
決勝戦でヨコヤとアキヤマ対決になるのは、予想できたわけで。ナオの役割はアキヤマをサポートすること。これまでアキヤマが勝ち進めたのは、ナオの助けがあったお陰なのは間違いない。
そういう意味では、アキヤマに勝たせるために、ナオがヨコヤ側について裏で糸を引くのもアリではないかと。

いつものようにアキヤマは、はじめは動かず語らず様子をみる。でも実はしっかり作戦実行中。ってパターンですな。

決勝戦だと言うのに、アキヤマ、ナオ、ヨコヤ以外のプレイヤーのキャラが立ってないかと。
決勝戦まで残った人物とは思えないバカっぽさ。
余裕の無表情のアキヤマと少し焦りの顔色のヨコヤ。
簡単に騙されるナオちゃんだったのに、今では人が変わったように警戒心が強くなってしまいました。
騙されないとナオちゃんらしくない。なんか、ちょっと、つまんないと思うのはダメですか。

少数決やリストラゲームの頃はアキヤマはもっとナオに優しかったのに、今はそっけない感じになっているような。

ともかく、ついに最終章。あっと驚く展開を期待します。








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【2014/10/01 18:14】 | ライアーゲーム
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昨日今日のアクセス数が急激に増えてる!
なんで? と想像してみるに、土曜にテレビでライアーゲーム再生がやっていたからね。以前映画を観に行ったときに感想の記事を書いたから、そこから私のところに検索が引っかかったのでしょうか。

それはさておき、
ライアーゲーム16巻。とうとう入札ポーカー編、完結しましたね。
ゲームそのものの感想を書こうにも、私がポーカーのルールを未だ理解できず、何がどうなったら有利なのか分かっていないので、感想としては「あ、いつの間にかアキヤマ勝ったんだ」って感じ?
いつものように、ゲームの中盤までは多くを語らず、周りには秋山が不利だと思わせておいて、実はちゃっかり作戦を実行していた、と言うアキヤマのお決まりの手。
今回も同じでした。ゲーム開始時はナオちゃんにも冷たく、アキヤマは一体何をしたいのか読者にも理解できず不安にさせておいて、最後は必ずゲームに勝ちナオちゃんを守り獲得金は他のプレイヤーに分ける、アキヤマ男前パターン。
予想外だったのは、ハリモトがここでリタイヤ。最後までアキヤマのライバルになるかと思っていたので意外です。でも、ハリモトグループの影の支配者はキムラと分かった時点で、もうハリモトは強敵でなくなったわけで、ここでハリモト脱落も当然の流れでしょう。
そして、もうひとつ意外な変化。ハリモトが他の者の負債も自分のお金で穴埋めして抜けるといった事実を聞いたアキヤマがひと言「捨てたもんでもないな、人間って」
映画再生でも言わなかったアキヤマの心救われた言葉。ナオチャンが嬉しさのあまり涙を流す姿にアキヤマくん動揺しています。
入札ポーカーの本質は『多数決ゲーム』つまり、多数派を多く作ったほうが勝ち。そのためには仲間を信頼すること。唯一信じられるのはナオ、それに気づいた者たちが集結して、結果勝利を勝ち取った。
結局そうなんだね。一番最初にナオちゃんがみんなで協力しましょうと言っていた、その通りにみんなが従えばいいのだけど、実際はお互いに疑い裏切りナオの望み通りにはいかず、ナオちゃんは傷つく。そうなるのを予期したアキヤマは最初から結末を完璧に読みきり、後で必ずナオちゃんの救世主になる。ナオちゃんの事を一番理解しているのはアキヤマ。
「カンザキナオは光であり希望である」その言葉に事務局アルサブさんの反応にも変化がありました。

もしまた映画化されたのなら、入札ポーカー編でそのままやるのでしょうか。もしそうなら、カンザキナオ復活してもらわないと成り立たないような。バカ正直で人を絶対裏切らないという人物設定はシノハラユウではダメだし、まったく新しいヒロイン登場ならアキヤマとの絆はないわけで…。

そういえば入札ポーカーって敗者復活戦だったのですね。まだまだ終わる気配の無いライアーゲーム。いったいいつまで続くの。これ?

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【2013/05/19 17:34】 | ライアーゲーム
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ライアーゲームが休載で待ちくたびれたので、勝手に今後を予想してみました。
入札ポーカーの続きではなく、結末の予想です。

まずは、気になるライアーゲームの正体とは?
予想その①
ライアーゲーム主催者は有名な政治家である。ある政党の大物が政権を握り独裁政治をおこなうためには、有能な片腕がいる。政治家には嘘が付きもの。そのために嘘の才能がある人物を探していた。14巻で出てきた事務局最高責任者アーチアさんこそ、その政党トップの人物。柄の仮面は議員たち。白の仮面やサングラスの人は秘書。政治資金でこんなことしているのを知られたらまずいので、顔を隠している。
予想その②
事務局の正体は、日本の大財閥である。世界的トップに立つためには、平気で人を騙し他人を蹴倒しカネを儲ける才能のある人物が必要。ライアーゲームを利用して真のライアーキングを選び企業に引き入れたい。そのための多額の出費もいとわない。
ヨコヤが作中で「ライアーゲームの正体を知っている」と言っている。ヨコヤは金持ちのボンボンという設定。親の人脈から知ってしまったとも考えられる。

この財閥説がアリだと仮定して、今後の展開を考えてみる。

秋山は直を守りながら、着々とゲームに勝ち進んでいく。しかし秋山の目的は、ライアーゲームの正体をつき止めつぶす事。そのための作戦は、勝ち残った最後の人が他人の何百億の負債を背負って「生きる不良債権」になること。そうすれば返済できず、主催者もろともつぶれる。秋山はその最後の一人になろうとしている。だから、秋山は自分が巨額の借金を背負うことも怖くないのだ。
そして最後は秋山&直、ヨコヤ、ハリモトの三つ巴戦になるが、ヨコヤ、ハリモトは敗退。結局残ったのは、秋山と直。つまり二人が決勝戦で対決することになる。そのとき初めて二人はライアーゲームの正体を知る。
『優勝者には何十億の賞金が与えられる。また、財閥の抱える親会社の社長の片腕として働き、それなりの報酬も与えられる。ただし条件として、あらゆる汚い仕事でも手を貸し、決して口外してはならない。秘密を知ってしまった以上、生活は監視され自由はいっさいない。断れば借金とともに地獄が待っている』
これが優勝者への「ごほうび」。秋山は直にこんなことをさせたくない。それは直も同じ。お互いのために秋山と直は、自分が優勝するしかないと考える。
いよいよ、最終ゲーム開始。そこで秋山は重大なミスをする。「直は絶対に秋山を裏切らない。嘘はつかない」と決め付けていたのだ。ところが、直は秋山や事務局を騙し、優勝する。
けれども、アーチアはわかっていた。直はお金のためではなく、秋山を守るために自分を犠牲にしようと考えていたのを。
以前から事務局は直に一目置いていた。頭脳で攻める秋山に対して、直は心で人を動かす。人を動かすのはお金ではないと直に気づかされたのだ。
アーチアはもし直が優勝したなら、この「優勝のごほうび」は無しにしようと決めていた。つまり、計画そのものをキャンセルしたのだ。
こうして、秋山と直は開放され、お金も受け取ることなく、それぞれの生活へと戻り、おしまい。

しかし、読者の気になることはもうひとつ。二人の恋の行方です。
これまで二人に恋愛を臭わせる部分はほとんどなく、入札ポーカーで二人の絆の強さを思わせる場面がありましたが、その程度では、まだまだゆるいのです。
最終的に二人はラブになると思うので、今のうちから少しずつ「秋山さんのことが気になる…この気持ちは何?…まさか私、秋山さんのことを……どきっ」みたいなのを、ゲームの最中に入れといて欲しいんですけどね。
優しくてかっこよくて頭がいい、なにより必ず自分を助けてくれる秋山を、直が好きにならないわけが無い。秋山だって、かわいくて素直で巨乳の直に、好意を持っているはず。

ならば、二人のラストも勝手に妄想。
ライアーゲーム決勝戦の帰り道、秋山と会う理由がなくなった直は寂しい気持ちになる。
そんな直の表情をみて、秋山はポツリと自分の心を打ち明ける。
「今まで母の死をきっかけに人を信じられなくなっていた。でもきみのお陰で心を取り戻した。本当に信じられる人が出来たからだ」と。
直はそれが自分のことだと思って赤面し照れる。しかし秋山は言う「でも最後にまさかお前に裏切られるとはな。まんまとお前に騙されたよ」と。直は嫌われたと思い慌てて「違うんです。あれは……」すると秋山。
「人を疑うことは、その人を知る行為。相手のことをもっと知りたいからこそ、疑いたくなるのさ」
「え?…」
「俺はまだ君のこと、わかっていなかったようだね。もっとそばにいて君を知る必要がある」
「それって、どういう……」
「そのままの意味だよ」
「秋山さん……」

なんつってー!

こんな最終回だったら、コンビニで立ち読みした人、ヤンジャン投げつけるな。
「りぼん」かよ!
「マーガレット」かよ!

秋山はそっけなくて冷たい態度をとりながらも、優しい言葉もかけてくれる男なので、こんな感じが似合うかな、と。
ラストの二人にハッピーが訪れますように。


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【2012/06/06 20:16】 | ライアーゲーム
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甲斐谷先生のフォロワーになったぞ。
先生はマメに夜中早朝もツイートされていて、いったい、いつ寝ておられるのだろう。大丈夫?

連載が3つあって、でもそのうちライアーゲームは休載中。「ほかの漫画はいいから、ライアーゲームを進めてくれ」と、甲斐谷先生本人にメッセージしているファンを見た。私もそう思う一人だけど。
おそらく、「忙しい」という理由だけでなく、大人の裏事情があるんだろうね。
ライアーゲームは言わずと知れた人気漫画。映画化ドラマ化され、いずれも大ヒット。それを狙った便乗商法ってやつだ。きっと。
ライアーゲーム休載中ならファンは「甲斐谷先生のほかの漫画を読んでみようかな」って気になる。他の漫画で忙しくてライアーゲームが描けないなら、その漫画とはどんなもんだろうと。するとライアーゲームファンが他の作品へも流れて、そちらも売れ出す。タイミングを見計らってライアーゲーム再開。
という、自分の漫画作品に便乗する作戦。東川の「謎ディ」が売れたら他の作品も売れる、というのと一緒だ。
先生ではなく、編集部の策略なんだろうけど。なんつって、勝手に推測。

ライアーゲームのイラスト検索すると、松田君と戸田さんの秋山&ナオのイラストばかり。原作の画で描いている人がほとんどいない。
私は原作の秋山もかっこよくて好きなので、真似して描いてみたけど…。
描けない。似てない。
落書きっぽく鉛筆で描いてみたけど、は、はずかしい! 載せるのはみっともないから、やめようか相当悩んだけど、勇気を持ってえーい!載せちゃえ。

120415_0853+02_convert_20120602185415.jpg

原作のお二人さんに、映画・再生のポーズをさせてみました。

こらこらこら、ぜんぜん違うじゃないか!ナオちゃん、こんなにぽっちゃりしてない!タベミカコちゃんを見ながら描いたら、こうなっちゃったよ(失礼だぞ)秋山ももっと目つきは鋭い感じよね。
あ~、やっぱりそっくりに描くのは難しかった。なんか癖があるみたいです。ウルキオラは描けても一護は描けない、リョーマは描けても桃城は描けないっていう風に。久びさのイラストなのに。これー?

本当の、原作秋山&ナオちゃんは、こんな顔。

120417_1604~01


一巻と比べると、二人とも顔が変わってきたね。秋山なんて、デスノートの月に似てきた。かっこいいなー。
ナオちゃんも、はじめはポヤンとした顔つきだったけど、賢そうになった。
大人になったのね。
秋山が、原作でもドラマでもモテキャラで設定されてないのが不思議。私なら絶対秋山に服従するね。
あ、もててるか。原作のフクナガに。


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【2012/06/02 19:11】 | ライアーゲーム
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 原作とドラマの違いを書き出したら、きりがないほどたくさんあります。まず登場人物の設定が違う。ヨコヤやフクナガはだいぶ違いますね。漫画のフクナガはニューハーフですから。
 細かい部分はおいといて、ここでは秋山とナオについて書いていきます。それでも充分長すぎなので興味ある人だけ読んで。

 まず秋山。漫画の秋山は気さくで優しい。古アパートに住んで普段は工事現場で働いている。いきつけの定食屋があったりして、庶民ぽい。
 対してドラマの秋山は、松田君の雰囲気がそう思わせるのか、ティーカップを持つポーズも上品げで、足を組んで座る姿もかっこよく、でんっと登場しただけでキメ顔ばっちり大人のムードが漂っています。
 実写版ではゲーム開始から4年の月日が経っているけど、漫画ではそれほど時間は過ぎていません。26歳のままです。時間の流れ、あるいは女性ファンを意識した実写製作側の演出かもしれない。

 実写と漫画の秋山に共通していることは、ゲームの主導権を握って先頭に立ってみんなを仕切ろうとはせず、はじめは人間観察をして静かに作戦を練って、最終的には秋山の必勝法で勝てるのだけれど、ナオの「みんなが幸せになる方法」を実行し仲間にお金を分け救済する。ライアーゲームに参加している目的は大金を得るためではなく、主催者の正体をつきとめ潰す事。
 そのベースの部分は同じだけれど、細かい部分で違いがあれば秋山の人物像も違ってきます。

 たとえば、シーズン2であった、カツラギとのプロファイリング対決。カツラギが手紙の送り主の少年の心まで読んで、秋山に勝利します。しかし漫画ではこれを行ったのは秋山のほうです。それどころか漫画ではカツラギは登場していません。
 ドラマでは常に誰か(マルチ)を憎み、その憎しみの中から抜け出せないでいる人だけど、漫画では違う。自分の過去が原因で誰かを恨んだり憎んだりしていません。ドSの雰囲気はなく、フクナガに対しても、他の人と同じ態度で接しています。
 漫画秋山は基本的に優しい。敗者復活戦のリストラゲームの終了後、獲得金をプレイヤー全員で分けたために、秋山にドロップアウトさせるお金を渡すことができなかったと悩むナオに、秋山はそんなナオの心中を察して「気にするな」と言っています。そして「人を疑うことは、その人を知ろうとする行為。信じることは、他人を知ることの放棄、すなわち無関心。無関心は疑うより忌々しい行為なのに、多くの人はそれに気づいていない。疑って人の心を見ろ」とアドバイスしています。のちにこのアドバイスのお陰でナオは強くなり、秋山はナオに精神面で救われています。
 ドラマではそんなやり取りはありませんでした。実写ナオは純粋無垢のままなので、映画ファイナルで「人を疑うくらいなら騙されたほうがまし」と言っています。そのため秋山が失楽園されてしまいました。
 実写秋山もナオに対して不器用な優しさはあるけど、ほかのプレイヤーには女であっても敵を見る目で見ています。実写秋山は冷酷で暗い天才、漫画秋山は頭の良い正義の味方といった感じ。

 そして、ナオ。
 実写ナオは、ただのお人よしでバカ正直、秋山にずっと助けられています。シーズン2で少しは成長したけど、秋山に相談なしで他人を助けるために自分を犠牲にしようとするので、秋山は半分あきれながらも、ナオを守ること優先でゲームを進めています。
 一方、漫画ナオは、初めの頃は秋山がいなければ何もできない泣き虫だったけど、密輸ゲームでは秋山やヨコヤを騙したり、イス取りゲームでも自分の考えで行動したり、著しく成長しています。14巻では父親にまで変わったと言われるほどに。
 私の好みで言えば、漫画ナオのほうが好感が持てる。よきパートナーという感じ。実写ナオは秋山のお荷物っぽい。ナオが主人公なので漫画ではナオ視点で書かれているけれど、実写は秋山に取って代わられてしまいましたね。存在感が。
 ナオの「自分ひとりが助かろうと思わなければ全員救われる。それこそがライアーゲームの必勝法」という信念は漫画も実写も一貫していますが、実写秋山はナオの考えに仕方なく乗っかっているだけ。漫画秋山は積極的に賛同しています。

 漫画の密輸ゲームの内容を、ドラマではシーズン1とシーズン2で分けてありました。シーズン1の放送中はまだ密輸ゲームの連載中だったので、結末を放送するわけにいかず、結果を変えたそうです。そういう理由もあってゲームの結果だけでなくヨコヤとの関係も違っていたのですね。
 密輸ゲームはコミックスの4~6巻あたり。私はこのゲームは秋山の人間性がよく分かる傑作中の傑作だと思います。
 ドラマ「ゴールドラッシュゲーム」でもあったように、他国にある自分たちのお金を検査ルームを通さずに自国の金庫に運ぶという作戦を秋山が実行する前に、仲間の3人が騙されお金を相手国にある自分の金庫に運んでしまった。つまり相手国が同じ作戦を先に完了してしまっていたという痛恨のミス。
 ドラマの秋山はその3人を責めもせず殴りもせず、さっさと次の作戦へと移りました。漫画の秋山も責めなかったという点は同じだけど、彼の性格がよくわかる台詞を言っています。
 秋山は「チームのためにやったのか?」と聞くと、ヘマをした3人は正直に「自分のためにやった」と言い謝っています。すると秋山は「それを聞いて安心した。自分の不利になることを言うのは良心がそうさせたからだ。良心の呵責がある人間はまだ救いがある」、と。
 実写秋山はナオ以外の人とは必要以上に接近しないし信用もしない。でも漫画秋山は良心がある人間や、心底悪党じゃない人間は救おうとする広い心を持っています。そのため最終的に相手国を裏切って協力してくれたプレイヤーの借金返済のために、ナオと秋山は4億ずつの負債を背負ってしまう。秋山の意志で他人の借金の穴埋めまでしている。
 ドラマでも秋山はヨコヤやカツラギを救済したけど、それはナオに頼まれたから。そうでなかったらばっさりトドメを差そうとしていました。
 
 そしてここからが大事なポイント。
 漫画では密輸ゲームで、秋山チームは勝負に負けてマネーを獲得する策で得をしました。しかし、秋山が犯した重大なミス。ヨコヤ個人に10億以上のもプラス収支を出してしまったのです。秋山の理想とするのは「獲得したマネーをみんなで分け合い、事務局に儲けさせないこと」そのためには圧倒的勝者を出してドロップアウト料で事務局を儲けさせてはいけなかった。秋山は事務局と闘うためにライアーゲームに参加しているのですから。
 ヨコヤは秋山の失敗をあざ笑いみんなの前で侮辱します。ショックを隠しきれず言葉も出ない秋山。するとナオがヨコヤに「あなたは敗者です」と言ってヨコヤの感情を逆撫でします。ヨコヤはこれまで何億と儲けてきました。そのため多くの人が負債を抱えている。だからプライドの高いヨコヤを挑発することでドロップアウトさせず次のゲームにも出させ、今度はヨコヤからマネーを奪い取ってそのお金で多くの人を救済する。それがナオの狙い。
 秋山は言います。「お前、強くなったな」
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 そして秋山は心の奥を吐き出します。
「闘う相手はプレイヤーじゃない、事務局だ。ならばヨコヤを儲けさせてはいけなかった。ヨコヤを沈めて他のメンバーの傷を少しでも軽くするべきだった。俺はヨコヤの口座にカネが流れていることに気づいていたが、何もしなかった。下手に動いて作戦がばれるかもしれないし、こっちのカネが減るかもしれないからだ。それとヨコヤのチームの3人を誘い込むときに、心底信用していたわけじゃない。利用していただけだ。俺もヨコヤと変わらない」
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 そう言って秋山は自分を責め立てます。
 ドラマでもヨコヤとの対決で激しく取り乱していましたが、それはヨコヤへの憎しみから。でも漫画秋山は自分の心の中の冷酷な部分を自虐的に責め苦しんでいる。自分の良心と邪心が闘っているというか。
 秋山は母の死やマルチグループとの闘いで、今でも人を信じられなくなり心に闇が存在しています。人間への失望とか憎しみとか、まだ癒えない心の痛みは深く残っているのです。
 そんな秋山を実写ナオは少しずつ光へと導いていった。それは秋山も気づいているだろうけど。
 秋山は母を騙して自殺に追い込んだマルチを逆に騙し返して詐欺罪で服役するなど、自分が不利な立場になったとしても自信満々で実行する大胆な行動力のある男。騙されやすく弱い人間を放っては置けないタイプ。ドラマではクールでドSなイメージが強いけど、映画再生ではみんなを助けるヒーローになっていた。
 漫画秋山は普段は陽気に振る舞い心の闇は表に出さないけれど、ナオにだけ本音を出してくれた。それなのに漫画ナオは泣くことしかできない。まだまだ秋山の希望の光にはなっていないようです。ナオがもう少し大人の女になって秋山の心を救済できればいいのだけれど。

 密輸ゲームの次のトーナメントの7巻で、秋山は不安がるナオの肩をたたいてこう言います。
「言ったろ。絶対に勝つって。お前のことは必ず俺が守る。信じろ」
 恋愛要素の少ないライアーゲームでこんなこと言われたら、もしかして秋山はナオのことを…?と思ってしまいます。ナオも秋山の気持ちが気になる台詞を言っているし。(でも好きとは言っていない)
 かと思えば最新の入札ポーカー編では「俺はお前のことを気にかけているからここにいるんじゃない」発言。冷たい言い方ですが、秋山がライアーゲームに参加し続ける理由は、多くの人を苦しめるライアーゲームが許せないという正義感から。ナオのためと言うより皆のため。ナオより重症のお人よしですね。
 映画ファイナルステージでは二人はラブっぽかったし、あの思わせぶりなラストは女の子ファンはキュンキュンしてしまいます。でも、秋山とナオの関係は付き合うとか恋人とか、そんな風にはなって欲しくないというか。まだ早いと言うか。
 ドラマでもナオに「秋山さんは温かい」と言われ微妙な反応していましたね(漫画では照れ笑い)。本当にライアーゲームが終結するまでは二人は信頼できるパートナーという間柄、その程度だと思う。
 ファイナルステージの段階では、主催者もいなくなりゲームの続行もできないという理由で完結していたので、その後二人は会う理由がなくなって別れたのか、続いているのか、想像するしかありません。原作が完結していない以上、勝手に二人を結びつけたり離したりできないのでしょう。あやふやにしておくしかできませんから。
 小説版ファイナルステージの表紙でも、二人は手を繋ぐか繋がないかの距離感がある。二人の関係がここに表われていると思う。

 映画ではナオがいなくなったし、漫画も休載しているので、今後の展開がものすごく気になってしまいます。最新の14巻では伏線が張り巡らされ、ますます興味深くなってきました。ライアーゲームの正体とは、事務局の連中は何者なのか。やっとそこに触れましたか。
 原作あってのライアーゲームだけど、だんだん秋山も漫画と実写は別の人物のように動いているし、ヒロインが変ればストーリーも変更しないといけないでしょうから、漫画も実写も両方ファンの私としては、別々の話として2度楽しめるので楽しみも2倍ですね。
 漫画原作者さんは、本当忙しくて大変だと思う。あの秋山を生み出すと言うことはそれ以上に天才じゃなかろうか。
 しっかり休んだら、連載再開してください。待ってます。

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【2012/04/04 19:57】 | ライアーゲーム
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あ 様
朔の月(さくのつき)
私の無駄に長い文章を読んでコメントまでいただけるとは…。ありがとうございます。

そうですね。ナオの天真爛漫さとアキヤマのクールさが、極端だからこそおもしろいですよね。
最初は深夜ドラマだったし制作側もここまで人気作品になるとは思わなかったのでしょう。原作のフクナガのニューハーフも、少数決のネタのためだけの理由ですからね。その後はどうでもいい設定だし。
そういう主人公以外のキャラがドラマでは濃いので、誰が観てもおもしろい作りになっているのかな。漫画は青年漫画だから、内容も男性(おじさん)好みに作ってあるというか。アキヤマとナオの関係もそういう意味で女性受けしない描かれ方になっているから。
ドラマ&映画の二人は女の子が観てもキュンとなるシーンが置かれているでしょ。でも漫画にはほとんど無し。ゲームそのものをさっさと進めている。そこが私には物足りないんだけど、青年漫画だから仕方ないかなと。

ナオのために仕方なく…と言うとちょっとニュアンスが違いますね。ナオを守りたいのはアキヤマの本心だから。映画ファイナルステージが名作だったから、再生は「は?」って感じでしたね。やっぱりライアーゲームはカンザキナオがいなくちゃダメでしょう。

ドラマの二人は恋愛要素が強くて、女の子ファンが多いですからね。ゲームの行方と同時に二人の関係も気になってしまう。漫画でも二人はよきパートナーだけど、それはゲームに勝利するためだけなの? 漫画ではその辺が描かれていないけど、男性読者はそれよりもゲームの展開のほうが気になる。
つまりドラマは女性向き、漫画は男性向きに作られているんだなと。
私は女性なので実写のナオもアキヤマも好きだし、あなたの書かれた事にはものすごく共感できます。
次の映画化も楽しみですね。


実写版キャラクターの差をつけるために秋山を正義の味方ではないキャラにしたんだと思います。それは、なおちゃんとの差です。

キャラの性格が違うほどぶつかったときの葛藤はおもしろいです。それを狙って秋山をなおちゃんとは違って暗い感じのキャラにしたんだと思います。
これにより、なおちゃんの純真無垢さや秋山の冷静で冷たい雰囲気がより引き立ちます。

漫画より短くストーリーをつくるためにフクナガはおかまキャラにしなかったのかなと。おもしろい設定ですがその要素がなくてもストーリーが成り立つためハブかれた設定なんだと思います。

本文に秋山はなおちゃんのために仕方なくと書かれていますが、人を信じてやまないなおちゃんの心に秋山は心動かされて行動しているように実写版はつくってあると思います。

その気持ちに視聴者も感動するとも思います。
実際なおちゃんはお荷物キャラのようにも見えますが、最後はなおちゃんのおかげで心が救われるような心理に描かれていると私は思います。

実写版秋山ひとりではただゲームで騙し合いをして勝利するようなキャラになってしまうのを、なおちゃんのキャラを入れることでストーリーがハッピーエンドにもっていけるおもしろさがあると思います。

それを完成させたのが映画版の失楽園だと思います。人を信じ続けるなおちゃんという仲間がいたから秋山は勝利できた。ヨコヤが助けにきてくれたのもなおちゃんへの恩返しですし、みんなが赤に投票さしたのもなおちゃんのおかげです。
秋山の頭脳なしではなおちゃんみたいなキャラはすぐに脱落しますが、あのふたりだからこそ成し遂げられる良きパートナーとして作られていると思います。

あのドラマも映画もシナリオを描いた人は、原作の基本がおもしろいストーリーだったからにしてもすばらしい構成力だと感じました(>_<)キャラが取りあえずよかった。
戸田恵梨香が演じたなおちゃんが私は大好きです。福永も大好き。

再生はなおちゃんのようなキャラではなかったのでお荷物感を感じて見ていてしんどかったです(普通の人間らしさがあるが)

あの実写版はなおちゃんのような普通は有り得ないキャラだからこそ夢があるんだと思います。再生はおもしろいてすが、たべちゃんの演じたキャラの話をかき回す行動から応援したい気持ちが薄まりました。ふりまわされるのがしんどい。最後は彼女のおかげのようにつくられてはいますが貫通した(人を信じてやまないなど)部分が薄かったので。
それに、なおちゃんは秋山のお荷物だけではないので。

 
あっと驚くような心理展開に(形勢逆転)も本当にライアーゲームはすごいと思います

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なんだか最近、ライアーゲームの再放送や映画ファイナルステージをテレビで観たり、映画「再生」を観に行ったり漫画の原作を読んだりで、頭の中でライアーゲームがぐるぐる回っている。夢にまで出てきてすっかり取り憑かれてしまった。
もし、うちにライアーゲーム招待状が届いたらどうする?何億円手に入ったらどうする?などと妄想はどんどん進んでいく。
アホやん。
もしかしてグリーンジャンボあたるかもしれん。だれにでも5億円もらえるチャンスはある。よし、ロトも一緒に買いに行こう。なんか当たる気がする。
あかん、妄想は果てしなく続く。このアホを誰か止めてくれ。

ライアーゲームの賞金20億円だとか?50億円だとか?
億単位でお金が移動して、「たかが一億円」なんて台詞がさらりと出てくる、そんなドラマをずっと観ていたら金銭感覚が麻痺していまいそうになってきた。
だいたい、主人公の秋山やナオだって、何億円なんて縁のない人たちだったはず。なのになぜあんなに冷静でいられるのか。
あ、違うな。冷静なのは秋山だけだった。ナオちゃんは一回戦でパニックしてた。

秋山のあの落ち着きはなんだ。今回の「再生」で急に大人っぽくなった、というか若さが抜けた気がする。
「ファイナルステージ」のテーマは信じあう心。プレイヤーみんなもそうだけど、特に秋山とナオの。
そして「再生」のテーマは協力。ふんふん、確かに原作でも「イス取りゲームは団結こそ最良の策」とありました。
原作では最終勝者をヨコヤにしないために、つまりヨコヤをイスに座らせないために力ずくで阻止するという、秋山らしからぬ作戦に出ています。
まさか、映画でもそれをやるのかしら?松田君がしかめ面のキメ顔で通せんぼして、「さあ、自分のイスにたどりつけるかな」なんて言っちゃうのかしら?と思っていたけど、違いましたね。

漫画の秋山と「再生」の松田君の秋山は、だんだんキャラが違ってきているように思います。
再生では漫画やドラマのような、人を見下してくっくっと笑うこともなかったし、ナオに対してのみ見せる優しい笑顔もユウには見せなかった。
今後はクールでドSな秋山でいくつもりなんでしょうか。それもいいけど。
漫画と映画の秋山との違いはたくさんあるけど、漫画の秋山はゲームをただ楽しんでいて、ナオにまったく興味を示さない。ナオには優しいし気さくな青年だけど恋には発展していない。心理学を専攻しているくせに、ナオの気持ちは気付かない鈍感男。
でも、「再生」での秋山は、信頼関係も何もない、ほぼ初対面のユウを、心理学的な直感で守ってやらないといけない子だと感じた。はじめはなんで秋山はこんな子を助けようとするの?と思ってしまったけど、秋山ほど人の心理が読める人なら、ユウの本当の性格とか、一瞬で分かっちゃうんだね。
終わったはずのライアーゲームに、秋山が再び参加したのはなぜか。最初のきっかけはナオのため、お金のため、だったはず。それが今回、大学の教え子が助けを求めて来たとはいえ、無視しても良かったのにわざわざ会場にやってきた。で、結局ユウだけでなく参加者全員を救済したわけで。
事務局から参加者を守る正義の味方になってしまった。こんな人でしたっけ?
その辺が原作と違う、大人になった秋山くん。黒が似合うわ。ああ~ダメだ。惚れてまうやろ。
映画を観た人にはわかる、最後のバスの中での「イス取りゲーム」
あれだけが、ほほえましい場面だったかも。笑わない秋山の。

ああ、またライアーゲームで長々としゃべってしまった。
しばらくは酔わせてください。アフロになる前のキメ顔松田くんに。






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【2012/03/08 23:15】 | ライアーゲーム
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初日に観に行ってきました。

観終わってなんかすっきりしないのは、たぶんヒロインのせい?
多部未華子ちゃんが悪いんじゃありません。役柄のユウ! 何この子。
ヒロインがカンザキナオから変わったのは、いろんな事情から仕方ないにしても、秋山のパートナーとしてどうなの? ユウって子、とんだ食わせ者だったわ。

ドラマ1,2、前回の映画を通して、秋山はずっとカンザキナオを守り続けている。自殺した母と重ねているという理由だけでなく、二人には揺るぎない信頼がある。
自分を犠牲にしてでもナオを守りたい。それが秋山の本音。
そして、ナオも自分を救ってくれた秋山を絶対裏切らない。どんなことがあっても秋山を信じている。
だからこそ、秋山は人を信じる心を取り戻し、少しずつ変わっていった。ナオの存在は秋山にとって大きかったはず。
ところが、新ヒロイン、ユウはなんなのさ。
詳しくは言えません。ネタばれOKの人は、下の追記(続きを読む)を読んでください。

それにしても、秋山がますますかっこよくなって。大人になったわ。冷酷なまでの頭脳と冷静さ。
以前は自分以外の参加者は全員敵!みたいな目をしていたけど、少し優しくなったかな。そこは、二年後という設定だから演出かもしれません。惚れてしまいそうでした。
以前の安っぽいカットソーからジャケットに変わって、さすがF4スタイリッシュに着こなしていらっしゃいます。

それと、なぜ芦田愛菜? 子役である必要があるのだろうか。大人の女優さんでいいと思うが。でも、私は観ていないけど、芦田愛菜の役の謎が分かるスピンオフドラマがあって、そこで少女なのに事務局にいる理由が明らかになったそうです。映画だけでは分からない裏設定がありそうです。

とにかく、ウソだらけ、裏切りだらけ。ライアーゲームらしいと言えば、そうかもしれません。
複雑なので一度観ただけでは分かりにくいけど、秋山が相変わらず心理戦頭脳戦では、天才的だということは分かりました。

これまでのシリーズで、私が一番好きなのは、映画一作目のファイナルですかね。秋山について行けば間違いなし!と思える作品でした。
でも今回のリボーンは、他の出演者の個性が強すぎて、秋山の活躍が目立たなかったような。ちょっと残念。

原作は完結していないので、まさか次回もあるのでしょうか。やって欲しいかな。欲しいよな。原作と内容を変えてあるので二度楽しめる感じですね。
秋山が負ける訳ないと分かっていても、結末が気になって見入ってしまうのです。

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ヒロイン・シノミヤユウは、自宅にライアーゲーム招待状が届き、困惑した末、自分の大学の心理学教授の秋山のところへ、助けを求めに駆け込むのです。冷たく追い返した秋山だけど、結局、ユウを助けに会場に行くのです。
そしてユウや他の仲間とチームを作り、勝つための作戦を実行していくのですが、途中で、なんとユウが他の仲間の口車に乗せられ秋山を裏切り自分が勝つように、仕向けるのです。
ユウが言うには「誰もが人を裏切るんです、秋山先生に裏切られてからでは遅いんです」「秋山先生は自分が勝つことだけを考えて仲間を利用しているんです」
はああ?
この小娘は、自分を救うためにライアーゲームに参加してくれて、常に協力し助けてくれた秋山を、あっさり裏切ったのです。ところが逆に仲間だと思っていた人に裏切られ孤立してしまう。
そのとき言われた言葉は「あなたは最低の人間ですね」「あなたのような人を偽善者という」「地獄に落ちなさい」そこでやっと自分のした裏切りを反省して落ち込む。
敵である人からはっきり言われて「がーん」ときたようですが、観ている人誰もが、同感だったと思う。
まさか、もうひとりの主人公がこんな子だったなんて。

前作でも、秋山は『敵を騙すにはまず味方から』作戦で、ウソの芝居をしてきたので、このユウの裏切りも秋山に命令された芝居なのかと思って観ていたけど、本気の裏切り(失敗)でした。
それなのに、秋山はすぐに許してあげていた。
昔の秋山なら、耳元で「地獄へ落ちろ」とか言って仕返ししそうだったのに。
でもまあ、元々秋山とユウは知らない者どうし。急に信頼関係は強くなりません。
ここで、ナオのときのように、二人が良い関係になったら、おいおい、ナオちゃんとはどうなった?となりますから、ただ互いに利用した間柄、という程度でよかったのかもしれません。やはり秋山はナオ以外には、たとえ元教え子でも冷たいんですね。でも言葉では冷たいけど、結局は助けた形になっている。
秋山もお人よしだよね。
ナオはいったい何している? 秋山との関係が気になるところです。


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【2012/03/04 01:15】 | ライアーゲーム
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